4er450db

日本語の週報 ダウンロード↓↓

4433430db

韓国語の週報 ダウンロード↓↓

 ここ数週間1ペテロの説教シリーズで私は“悪を悪で返さず善で返す”と言うことを繰り返し教会に伝えて来ました。そして、先週の日曜日に教会から帰った時、マンションの駐車場の前で私の信仰は試されました。車を機械式の車庫に入れようとして車を停めて降りたのですが、なんとそのタイミングで私の車が先に車庫の前に来たのにも関わらず次の人が割り込む形で車庫から出庫する操作を始めたのです。ここまでの状況は余裕でした。私は‘何も言わずにゆずろう’と言う気持ちでその人が車を出すのを待っていました。そしたら、なんと隣の車庫に車を入れようとした車が下りて来てうちの車は今出庫しようとする車とその車の間に挟まり動けない状況になってしまいました。そこまではそんなにパニックになる必要はなかったですが、ここからがとんでもない展開になって行きました。上から下りて来た車の運転手が突然私に向かって、“お前、どけ!!邪魔だ!”と興奮した声で叫んで来たのです。 

 いつもなら割りと忍耐強く待ってくれる人が多いマンション駐車場だと思っていましたが、この日は別だったようです。割り込んで来た人にゆずって待っている私に怒鳴り始める人は車の窓から顔を出しながら怒りをぶつけて来ます。ここで、私も我慢の糸が一瞬薄れました。 私はその人に向かって行き、今私の車がなぜこのように挟まれてしまったのかを話そうとしました。でも、その興奮した相手は冷静にそれを聞こうともせず“近づくな!”(コロナを気にしていたのか、私はマスクした状態で、相手はマスクもしていなかったのですが)を連発しながら“早くどけ!”と叫ぶのでした。数分後出庫した車は出て行き、興奮した運転手も私も駐車を完了した所で私は彼にこう話しかけました。“同じ住民として互いに悪い感情を持つのは良くないので、次からは互いに尊重 (Respect)し合いましょう。” そしたら、相手は、“もうお前とは関わることないから、そんなことも要らないでしょう”と言って歩き去るのでした。 

 その日、帰ってから私の中には妙に気になる怒りが込み上がって来ました。駐車場でマナーのない人たちが憎いと言う感情が湧いて来たのですが、それ以上にクリスチャンとして相手の怒りを怒りで対抗しない難しさに負けた自分がそこにいたからです。その夜、本音はその人を呪う祈りがしたかったのですが、主の前にその人とその人の家族を祝福する祈りを捧げました。この出来事は1ペテロをシリーズで説教する私に神様が下さった試みでありました。 “ドリュー、あなたは悪を悪で返さず善で返せるか?”と聞かれる主の御声があるかのように、私の足りなさと治めないといけない罪の性質を見せられた出来事でした。この教訓をばねに次は怒りをぶつけられた時は、もっと紳士的に反応出来るように成長したいと願っています。実践はかなり難しいことですが、続けて福音による主の導きがあることを祈ります。

恵理也伝道師

4er450db

日本語の週報 ダウンロード↓↓

4433430db

韓国語の週報 ダウンロード↓↓

 ローマ8章を見るとこの自然界は「今に至るまで、共にうめき、共に産みの苦しみをしています」と教えています。創世記3章ではアダムとエバの罪は自然界にも大きな影響を与えています。「大地は、あなたに対して茨とあざみを生えさせ、あなたは野の草を食べる」とあるように、自然界は地震、津波、また台風などで私たちを突然のように襲って来ることがあります。アメリカの経済学者のジェレミーリプキンによれば、20世紀半ばまで人間によって開発されていた面積は地球の14%だったそうです。しかし、2000年なった時その数字は77%にまで上がったそうです。本来なら動物たちが住む領域にも人々が押し寄せ共存するようになった地域も沢山あるそうです。そして、また過去に例を見ないウイルスも多様に見られる原因になっていると言うことです。 

 今回のコロナウイルスもコウモリや野生動物から移って来たウイルスではないか?と疑われています。ある専門家たちは地球が人間たちから地球を守るために悲鳴を上げているのかも知れないと話します。そう言えばここ数ヶ月で空気汚染が改善され、めったに見えないヒマラヤ山脈が30年ぶりに見えたそうです。観光客が訪れないことでヨーロッパの運河の水は信じられないほどきれいになっているとニュース報道があります。そして、多くの海岸には海亀たちが、また山の中には姿を見せなかった野生動物たちが戻って来ていると聞きます。コロナウイルスは人間にとっては大きな脅威ですが、自然界にとっては、人々の動きと汚染をスローダウンさせる特効薬になっているのかも知れません。 

 聖書によると私たち人間には地球を管理する責任が与えられています(創世記2、詩篇8)。しかし、人間は自分たちの利益のために地球の資源を乱用して来ていないでしょうか?オゾン層の破壊や地球温暖化は数十年間問題視されて来ました。主はこの機会を通して私たちに自然界に対するニューノーマルを望んでおられるかも知れません。 

 私たちは今過去に例を見ないウイルスと戦っています。私は、主が必ずこのウイルスからの克服を下さることを信じます。でも、今は私たちにどのように自然界を大切にしていくべきかを考えさせる機会をくださっていると思います。ゴミ出しをしながら環境問題をあまり考えたことがないかも知れません。次世代のためにも地球を大切に保つのは重要なことです。私たちが出来ることは限られているかも知れません。でも今日から、主より預けられている私たちの環境を大事にする意識を持ち、コロナウイルスにも立ち向かえればと思います。