2026年、私たちの教会の標語を「みことばに生きる教会」と定めました。ヤコブの手紙1章22節の「みことばを行う人になりなさい。自分に欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。」というみことばに従い、神様が喜ばれる教会になるようにお祈りします。神のみことばに従って生きるとき、私たちは約束された素晴らしい人生に変えられると信じます。
ところが、長く信仰生活を続けていても人生が変わらない理由の多くは、神のみことばを解き明かす説教からの恵みを感じていないことにあります。説教の恵みを受け取れないのは、説教に対して受け身の姿勢で臨んでいるからです。自分自身は何の努力もせず、説教者が自分を感動させ、変えてくれることを期待しているのです。そのような人でも、聖霊の強い働きによって恵みを体験する場合もありますが、それは決して多くありません。
毎週の礼拝説教から恵まれるためには、自分たちが積極的に臨む必要があります。積極的に臨むとは、その日の説教を通して神様が自分に語ってくださると期待することです。説教者にどれほど人格的な欠けがあったとしても、講壇で説教している間は神の代弁者です。神様は旧約時代に預言者を通してイスラエルの民に語られたように、新約時代には説教者を通して信徒に語られます。説教者は神のスピーカーであると言えます。スピーカーの性能によって澄んだ音が出たり、歪んだ音が出たりすることはありますが、みことばを与えておられるのは神様ご自身です。そのことを信じて、語られる説教に向き合ってください。
説教者の人格と、そのメッセージを混同すると、説教から恵みを受けることができません。説教を通して主が与えてくださる御声を聞きたいのであれば、次のような問いを繰り返し、自分に投げかけてみてください。「今日のみことばは、自分に与えられている神のことばでしょうか。これは私のための神の御声でしょうか。」このように神様に問いかけながら説教を聞いてください。説教が終わるまでに、神様が自分に語られた御声を見いだせなかった場合は、説教の後に静かな祈りの時間を持ち、具体的に神様に尋ねてみてください。「神様、私にとって助けとなるメッセージを一つ挙げるとすれば、それは何でしょうか。」その祈りの中でも特別な御声が与えられない場合は、みことばの中から自分の生活に適用できるものを一つ選び、1週間のうちにそれを実践してみてください。このように毎週、説教の中から自分のためのみことばを一つ選び、実生活に適用していくなら、あなたの人生が変わらないはずはありません。
趙 南洙師
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私たちの周りには、うつ病で苦しんでいる方々がいます。どのようにすれば、うつ病から抜け出すことができるのでしょうか。単純な答えはありません。なぜなら、うつ病の原因は多様だからです。しかし、もし確かな解決の道があるとするならば、それは、私たちの視線を天に向けることです。うつ病を経験したことのある方なら分かると思いますが、うつに苦しんでいるとき、視線や関心はどこに向かっているでしょうか。それは 自分自身と自分を取り巻く環境です。
神様は人間を、隣人と神様を愛して生きるように造られました。ところが、視線を自分自身にだけ集中させてしまうと、人はうつに陥りやすくなります。本来、人は天を見上げて生きるように造られているのに、地上のことに埋もれて生きてしまうことが、うつに苦しむ原因の一つです。ですから、うつ病から抜け出す方法の一つは、視線を天に向けることです。
天に視線を向けるとは、すべてのことを神の視点から見るという意味です。そのために、私たちは、毎朝のデボーションの時間を大切にしています。神のことばを読み、祈りながら、身の回りで起こる出来事を神の視点で見る訓練をしているのです。
また、天に視線を向けるとは、他者に関心を向けることでもあります。その一つの方法が、他の人のためにとりなして祈ることです。自分のうつの状態そのものに焦点を当てて祈り続けていると、かえってますます気分が沈んでしまいます。隣人に視線を向け、彼らのために神様に願い求めるとき、回復への道が開かれていくことがあります。
さらに、天に視線を向けるとは、神様が望まれることを行うという意味です。うつ病によってエネルギーがすべて燃え尽きたように感じるかもしれません。しかし、神の働きは、エネルギーが余っているからできるものではありません。神の御心に従うとき、エネルギーが与えられるのです。これは霊的な原理です。救いの確信が揺らいでいるときに伝道をすると、かえって救いの確信がより強く与えられるのと同じ原理です。
神様は人間を、ご自身のかたちに造られました。神様が霊であられるゆえ、人間も霊的な存在として、霊的な人生を生きるように造られています。この神の摂理に逆らい、この世のことにだけ埋もれて生きるとき、様々な問題が生じます。隣人と神様を愛して生きるように造られているのに、自分のためだけに生きようとするところに、無理が生じるのです。うつ病から抜け出すための助けも、最終的には神様から来ます。ですから、神様に助けを求めてください。神様は必ず応えてくださいます。そして、今の自分にできる最も小さなことを神様が示してくださったなら、すぐに従い、実行してください。そのような小さな従順を重ねることで、少しずつ、神様が回復の道を備えてくださいます。
趙 南洙師
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