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 日本の家の教会の働きに仕えるために、数年間、休止していた招待家族聖書キャンプですが、いよいよ来週開催となりました。家族聖書キャンプは、実は我が教会が創立の時から続けてきた大切な働きの一つでした。最初は夏のお盆休みを利用して開催していましたが、日程を変えて5月のゴールデンウィークに開催するようになりました。海外旅行や帰省などの影響が少ない時期であれば、全信徒が参加しやすくなるからです。
 招待家族聖書キャンプに参加して得られる恵みをいくつか分かち合いたいと思います。何よりもまず、普段なかなか交わる機会のない信仰の家族と、一緒に交わることができる恵みがあります。32のそれぞれの家の教会(牧場)が共に参加するので、1部・2部と別々の礼拝のため顔を合わせることがなく、互いに交わりができなかった信徒同士が共に交わる良い機会になります。交わりを通して互いを知っていくこと以上に、彼らを通して神の働きを感じられる恵みは何より貴重な体験になると信じます。
 もう一つのとても貴重な恵みは、集中的なみことばの訓練の機会であるということです。これまでのキャンプの中では、賜物の発見、伝道の訓練、ビジョン確認などを扱ってきました。今年は「One Heart -共に笑い、共に泣く1泊2日-」というテーマを通して、恵みを分かち合う時間を共に過ごしましょう。
 今まで2泊3日にわたって開催されてきた過去のキャンプに比べると短い期間となりますが、職場を離れ、休息と遊びを共にすることはとても有益な時間だと言えます。一生懸命働いていた職場から少し離れ、休むことこそリフレッシュする良い機会であり、またクリスチャンと共に楽しみ、遊ぶこともとても貴重な信仰共同体の訓練となるでしょう。
 自分中心の個人主義が楽で良いとされる風潮の中で生きる私たちですが、信仰の仲間と一緒に招待家族聖書キャンプに参加し、楽しむことこそが真の有益な祝福であることを共に体験できることを期待します。
 さまざまな理由で参加が難しい方々がいらっしゃるかもしれませんが、信仰的に有益な出逢いの機会を逃さないでほしいと思っています。1泊2日の間、1年に勝るとも劣らない分かち合いを持ち、一つの教会、一つの家族としての恵みが再確認できればと思います。この教会で長く集われている信徒の方は、このキャンプを新しい家族に仕える機会として用いてくだされば、とても素晴らしい祝福になると信じます。

趙 南洙師



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