ロビン・ウィリアムズが主演した「いまを生きるDead Poets Society」映画(1989)は私たちに“今を精一杯生きよ”と言う大切なメッセージを残してくれました。このメッセージは新約聖書エペソ5:16の内容と似ているのですが、そこに「機会を十分に活かしなさい」と言う箇所があります。それは今与えられたチャンスを逃すことなく掴みなさいと言う教えであります。私はもうすぐ40歳になりますが、最近時の流れの速さに自分もビックリすることが良くあります。昔は40歳までには本を何冊出版するとか、博士号を取得すること、また、もっと多くの魂を救うことを夢見ていましたが、最近になって人生を通して達成出来ることはほんのわずかだと痛感しています。コロナ前は信徒たちと食事の交わりをする時間すら限られていたのですが、今になっては時間があってもそれが出来なくなっています。この状況があと何カ月間続くのだろうと思うと本当に時間が惜しまれます。何でも機会が与えられている時に十分に活かすべきだと言う教訓を学びます。
 ヤコブ4章が言うように私たちの人生はあっという間に過ぎ去っていきます。もしかすると人生にいろんな夢を抱くより、自分が出来ることを幾つかに絞って歩んだ方が良いのかも知れません。コロナの時代を生きる私たちは、人がいつまでも元気に過ごせると言う保証はないことを知っています。そして、経済が不安定になるといつまでも今の仕事が出来ると言う保証もありません。私自身30代前半までは元気な声を持って賛美が出来ていたのですが、声帯炎を数回経験した後はいつも思うように声が出なくなり、もどかしさを感じています。思えば、私たちには今だから出来ることがあるのです。10年後、20年後にはもうその機会はなくなることが沢山あることでしょう。皆さんにはどんなことがありますか?
 イギリスの宣教師として中国で仕えたCT Studdは、“たった一度だけの人生あっという間に過ぎて行く、キリストのためにしたことは永遠に保たれる”と告白しました。皆さん、私たちの人生は長くてもあと数十年で終わります。その数十年の間人々に称えられることは沢山出来るでしょう。でも、永遠に称えられるべきことは主のためにしたことです。だから、今日もう一度思い出しましょう。今の仕事を主のためにやりましょう。今与えられている人間関係を永遠の観点を持って育んで行きましょう。何より主のために出来ることを後回しにするのはやめて今実行に移しましょう。私たちがイエスキリストによって永遠のいのちを得ていることを確信し、今を精一杯生きれる力を得て前進しましょう。

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4433430db 創造主なる私たちの主は、いと高き方であり全ての栄光と誉れを受けるに等しい方です。 礼拝とは英語でWorshipと言いますがそれは元々Worth“価値”のあるものを褒め称えることから由来しています。 私たちが毎週礼拝を捧げるのは主の素晴らしさを讃えることであり私たちにとっては喜びの時間です。
 イスラエルがエジプトから救われたことも主を礼拝出来る民になるためでした(出エジプト8:1)。天国を見上げると新約教会がこの世から召されたのは、主を共に褒め称えるためだと知ることが出来ます(黙示録5:11、7:9)。私は良くバスケットボールのスーパープレーを見た時、“凄い!”と言いながら一人で熱狂する時があります。皆さんも、自分が好きなスポーツ選手やもしくは俳優がテレビに映る時に一人で応援したい気持ちで心が高まることがあると思います。これらと比較するには次元の違う話ですが、天の御座の前で主を賛美する天使たちは“聖なる聖なる聖なる、万軍の主!”に見惚れて無我夢中で賛美をしているのが分かります。
 皆さんが偉い人の前で歌の発表をするならどんな備えをするでしょうか?また皆さんが偉い人にプレゼントを渡すならどんな用意されたものを捧げるでしょうか?私たちの賛美や御言葉を聞く姿勢は、全て私たちの造り主の価値を表すものであります。礼拝に関して詩篇33:3は、主に賛美するときは“巧みに弦をかき鳴らせ”と言う表現があります。巧みとは英語でSkillfully(技術を上げ)と言う訳になります。“主に技術の高い賛美を捧げなさい!” だからと言って私たちが皆プロのように演奏し、歌うべきだと言うことではありません。でも、それぞれがベストを尽くして礼拝に備え、捧げる必要性を教えてくれる箇所でもあります。なぜなら、主はそれ以上に価値のある方だからです。礼拝堂での礼拝に戻る方々、また続けてネットで礼拝をする方々、今一度私たちの礼拝の姿勢を整えましょう。
 これだけいと高き方が2000年前、御子イエスキリストとしてこの地上に来られました。そして、その価値あるいのちを捨て私たちを永遠の裁きから救って下さいました。この方こそ私たちの礼拝を受けるに相応しい方であられます。 ‘私が捧げられるベストな礼拝とは何か’を考えて見ましょう。特に、礼拝奉仕に携わる奉仕者たちももう一度その仕える姿勢を整えて見ましょう。礼拝受付、案内係、賛美チーム、PAチーム、また御言葉を準備する者が皆主の栄光をあらわす礼拝を備え、捧げられることを願います。

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