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 数年前、アメリカ最大の未来戦略研究所であるレンド・コーポレーション (REND Corp.)が、未来の雇用形態を変革させる決定的な要因は、「急速に発展する科学技術」と「単一化されるグローバル世界」という二つの要因であると発表しました。先端科学技術の発展により新しい産業と新しい労働力が生まれる一方で、必要がなくなる労働力も多くなるでしょう。過去100年間で達成された技術は、技術の進歩により20年以内で達成可能となり、更に技術が革新され、14年で達成可能となりました。さらに今となっては7年で達成できています。
 予測ができないほど急速に変化する未来に、私たちクリスチャンはどう備え、どう生きるべきなのか悩むかもしれません。その答えはどこで見つけることができるのでしょうか?そのすべての問いに対する答えを聖書の中で見つけるのがクリスチャンです。
 聖書は未来を開拓しようとする人々に神を信じなさいと勧めています。神を信じるというのは、天を仰ぐだけでなく、信仰の先駆者たちのように「信仰の創始者であり完成者であるイエスを見上げながら生きる」ということです。イエス様が生きたように、私たちも生きることが正しい信仰です。
 また、聖書は未来を開拓する人々に目を覚ましているようにと勧めています。「目を覚ましていなさい」という言葉は「祈りなさい」とも解釈できますが、それと同時に「世界の変化を洞察しなさい」という意味も含まれています。マタイ24章において弟子たちが「主の再臨と世界の終わりに起こるしるし」、すなわち未来について尋ねた時に、主は「目を覚ましていなさい」と言われました。クリスチャンは急速に変化する未来に対して、ただ見守るだけではなく、変化の流れを信仰の目で見通し、洞察して生きるべきです。
 その一方で、未来を開拓していく自分がすべきこと(使命)を見つけ、知恵を持って遂行する必要があります。使命とは、神に対する信仰と洞察力の上に建てられた家のようなものです。使命とは、神の喜ばれる御旨を成し遂げるために、神が私たちの心に語られる御心を悟り、それ(使命)を達成することです。ですから予測ができない危機の時代である将来に備えるクリスチャンは、この世とは違うべきなのです。聖書が示す正しい信仰と洞察力、そして自分がなすべきことを見つけ、遂行する使命の人でなければなりません。

趙 南洙師



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 アメリカのビジネス専門記者として活動しているアラン・デウッチマン(Alan Deutschman)は、17年前の2007年に「Change or Die(変革か、死か)」という、非常に挑戦的なタイトルの本を出版しました。今は「変革か、死か」という選択の岐路に立たされている時代だという内容です。
 著者は、私たち全員が自らの行動を変える能力を持っているにも関わらず、残念ながら変わることはほとんどないと結論付けています。心臓病を患っている患者、刑事司法システムの中で繰り返し罪を犯し続ける犯罪者、従来のビジネス慣枠にとらわれた会社など、多くは意識を変えるだけで、不幸の結果を防ぐことができると言います。残念なことにほとんどの人は変化を恐れ、現実に甘んじようとする習性を強く持っているため、時間の経過と共に死に向かっていると言うのです。
 皆さんがご存知の「コダック」という会社の没落が思い浮かびます。コダックの失敗の原因は「急激なインターフェース革新に対応できなかったため」と言われ、デジタル技術の進歩に対する誤った判断とデジタルインターフェースの導入に伴うユーザー体験や認識の変化について、前もって把握できなかったためだと言われています。
 我が教会は何が変わらなければならないと思いますか?使徒パウロはコリント人への手紙第二5章12節において、「心ではなくうわべを誇る人たちに」という表現をしています。我が教会が新約聖書の回復を目指す「家の教会」を通して、リバイバルと成長を成し遂げたという過去の誇りに留まっているなら、我が教会は現象維持さえ難しくなり、博物館にある命を失った剥製のような教会になってしまうでしょう。
 パウロを通して語る主の御声が続けて聞こえます。「私たちが正気でないとすれば、それは神のためであり(Ⅱコリント5:13)」「キリストの愛が私たちを捕らえているからです(Ⅱコリント5:14)」。そのとおりです。私が初めて川崎に来たのは、キリストの十字架(愛)に捕えられたからなのです。このスピリットの回復が必要ではないでしょうか。そうすれば、何を変えなければならないかが視野に入ってくるでしょう。

趙 南洙師