9月3日から2週間、家の教会ミニストリーに取り組んでいるアメリカの韓国系教会を訪問し、リバイバル集会を導くことになりました。これまで何度も講師として招かれましたが、断ってきました。しかし、過去5年間に渡って誘われ続け、新しい主任牧師が就任しても、依頼が続いたため、行かないのも悪いと思い、今回、フロリダ州のオーランドビジョン教会で奉仕することに決めました。
 約束をした後に、現在GCAで奉仕してくださっているデイビッド先生ご夫妻を派遣してくださったタンパ教会が、オーランドから車で1時間30分の距離にあることに気づきました。ですので、到着する水曜日の夕方には、まずタンパ教会を訪れて感謝の挨拶をし、日本宣教に関する報告祈祷会を行う予定です。
 オーランドビジョン教会で3日間の集会を終えた後、アメリカの西端に位置するカリフォルニア州のシアトルに移動します。そこでは3泊4日間、アメリカ地域の家の教会牧会者カンファレンスに参加する予定です。特に今回は、初めて「牧者の道」という科目を学ぶ予定です。我が教会でも適用できるように、先生たちのさまざまな事例発表を期待しています。
 カンファレンスが終わった後にはまたLA地域に移動し、家の教会ミニストリーに取り組んでいるLA地域教会の連合リバイバル集会を導く予定です。この集会はペク・ドンジン先生が牧会されるミラクルランド教会にて行われます。ペク先生は、今年6月に多くの若者を率いて我が教会とGCAを訪れ、次世代を育成する日本宣教の協力を約束してくださった方です。再びお会いし、みことばを通して交わることができることを感謝し、期待しています。
 LAの連合集会が終わった後には、今年7月にアメリカのオーランド地域で初めて開催された「New Generation Shepherd’s Conference(次世代牧者カンファレンス)」の、2025年度のカンファレンスのための協議が行われ、そこに参加する予定です。LA地域のクリスチャン大学のキャンパスをお借りして行う予定になっています。そこでは、世界各国の次世代牧者が集まり、家の教会のスピリットを継承し、魂の救いに対する熱意とキリストの弟子として成熟していくための具体的な訓練の機会を持ちたいと願っています。もちろん、日本からも我が教会の若者たちが一緒に参加できることを期待しているので、今回は私も来年のカンファレンスの準備に携わることとなりました。  私は教会と学校のことで常に忙しく過ごしているため、アメリカ東西の長距離移動を伴う2週間の出張は、簡単な決断ではありませんでした。しかし、みことばを分かち合い、仕えるようにという主の導きがあったため、従うことにしました。どうかよく仕えることができ、守られるようにお祈りいただけると幸いです。

趙 南洙師



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 先週の月曜日から水曜日まで、私は九州地方を訪問してきました。訪問の目的は難しい宣教の働きの中でも、新約教会の姿を回復するために家の教会をしておられる先生、宣教師の方々にお会いして、励まし、交わりを持つためでした。みなさん私の訪問に合わせて時間を割いてくださり、猛暑の中でも福岡市の博多駅の近くにあるビジョン教会に集まってくださいました。お越しくださった4つの教会の先生たちは、いろいろな形で私と、我が教会とご縁があった方々でした。
 ある方は、我が教会で開催した第1回の家の教会教職者セミナーに参加された方でした。セミナーを受けてから時間が経ちましたが、家の教会の感動と恵みを忘れずに覚えておられました。今の教会に就任して間もなかったのですが、4つの牧場を立ち上げ、熱心に仕えておられました。
 また、別の方は1年半ほど前に関東から九州地方の教会に就任された方でした。赴任した直後だったため非常に慎重でしたが、神学生の時に私たちの教会を通して学んだ家の教会を必ず実行したいという牧会の決心があったそうです。しかし、招待キリスト教会が他教団に属する教会であるため、家の教会を導入することに疑問を持つ信徒の方もおられました。幸い祈りの中で主からいただいた知恵により、同じ教団に属する千葉県の袖ケ浦教会を通して家の教会をよく学ぶようになり、すぐに牧者が立てられ、とても感謝しておられました。
 もう一人の方は、神学生の時に四年の間、我が教会で奉仕した方でした。家の教会を通して今年も数人の方に洗礼を授け、多くの魂の救いの喜びを味わっておられました。過去を振り返ると、この方が神学生の時に特別に教会を助けたり、開拓するときに力を貸してくださった記憶はありません。しかし、この先生は話すたびに、招待キリスト教会を通して、また趙牧師を通して朝のディボーション(QT)、とりなしの祈り、家の教会など、たくさんのことを学んで非常に感謝していると話していました。
 しかしある方は、家の教会を通して教会を開拓したものの、牧場が安定していないためか、健康まで心配するようになって数年間苦しんでおられていました。私は遠く離れたこの先生の教会を訪問して先生ご夫妻の悩みを聞き、足りないながら私の経験を分かち合いながら食事をご馳走しました。そして、これから牧者として立てられる二人の方にも会い、私が家の教会をはじめるきっかけになった聖書の教えと我が教会の今までの証を分かち合いました。帰り道に先生ご夫妻は私の手を握りしめながら、「どうしたら良いか分からなかった時に来てくださり、とても感謝です」と涙を流しながら別れを惜しんでおられました。感謝は条件によるものではないことを感じて教えられる旅となりました。

趙 南洙師



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