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 家の教会(牧場)が良く機能するためには、まず牧者夫婦が良好な関係を築き、牧者として立たなければなりません。我が教会の32の牧者がこうなってほしいという願いを分かち合いたいと思います。
 第一に、隣人と真の友情を築く夫婦になってほしいです。友情とは、シンプルに友だちになることです。友情を分かち合えることです。何かを教えようとしたり、信仰的に判断し批判したりすることなく、ただ単に友情を分かち合うことです。そのような人の心からは温かさを感じます。時には「友情を守るために犠牲もいとわない」と思う夫婦であれば、その牧場は心配の必要はないと思います。譲り合う気持ちがあるなら、互いにより良い関係を築くことができるからです。
 第二に、同労者である他の牧者夫婦との関係も大事にしてほしいです。上辺だけ挨拶するような関係ではなく、心と心が良く通じ合う心の姿勢が大切です。快く引き受ける心、温かさと思いやりの心、犠牲を払う覚悟で先に仕える心、多くの時間をささげて忍耐し献身する心、などです。このような心がまえの牧者として隣人との関係を築いているなら、間違いなく神の御前において同じ生き方をされていることでしょう。
 第三に、主任牧師とも祈祷課題を気軽に分かち合えるような牧者夫婦であってほしいと願います。主の働きである奉仕と自分の思いを、気軽に分かち合える成熟した人格的な関係を期待します。一緒にいると気が重く、必要以上に気力が削がれ、我慢し、納得いかなくても理解せざるをを得ない状況が続く場合、そのような人は良い牧者だとは言えないように私個人としては思います。主任牧師との関係が難しいなら、牧場メンバーとの関係も難しいだろうと思われます。
 時には、戸惑うような、気が滅入る牧者たちの姿に遭遇する時があります。自己中心的傾向がとても強く感じられる時。利己的で打算的な時。牧場メンバーたちとの良い関係を築けず、奉仕を仕事として捉えているような時。自分の思いと高い理想に囚われて、現実とのギャップで何も実現できず、それを人のせいにしてさばく時。牧者夫婦が仕えないので、牧場メンバーが愛を感じられず、むしろメンバーたちが良く仕えて労しているにもかかわらず、逆に牧者夫婦がメンバーのせいで苦労していると言う時。このような状況が続くと、主任牧師として私は胸が痛みます。
 どうか32の牧者夫婦(独身の方も含めて)が幸せな牧者として生き、皆さんを牧者として召された神のみこころにかなった、神に喜ばれる人生となることを心から祈ります。我が教会の全信徒も皆、自分のためにとりなしの祈りをささげる牧者夫婦を尊敬し、惜しまず互いをなぐさめ、励まし合うことができますようにと願います。

趙 南洙師



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 日本の家の教会の働きに仕えるために、数年間、休止していた招待家族聖書キャンプですが、いよいよ来週開催となりました。家族聖書キャンプは、実は我が教会が創立の時から続けてきた大切な働きの一つでした。最初は夏のお盆休みを利用して開催していましたが、日程を変えて5月のゴールデンウィークに開催するようになりました。海外旅行や帰省などの影響が少ない時期であれば、全信徒が参加しやすくなるからです。
 招待家族聖書キャンプに参加して得られる恵みをいくつか分かち合いたいと思います。何よりもまず、普段なかなか交わる機会のない信仰の家族と、一緒に交わることができる恵みがあります。32のそれぞれの家の教会(牧場)が共に参加するので、1部・2部と別々の礼拝のため顔を合わせることがなく、互いに交わりができなかった信徒同士が共に交わる良い機会になります。交わりを通して互いを知っていくこと以上に、彼らを通して神の働きを感じられる恵みは何より貴重な体験になると信じます。
 もう一つのとても貴重な恵みは、集中的なみことばの訓練の機会であるということです。これまでのキャンプの中では、賜物の発見、伝道の訓練、ビジョン確認などを扱ってきました。今年は「One Heart -共に笑い、共に泣く1泊2日-」というテーマを通して、恵みを分かち合う時間を共に過ごしましょう。
 今まで2泊3日にわたって開催されてきた過去のキャンプに比べると短い期間となりますが、職場を離れ、休息と遊びを共にすることはとても有益な時間だと言えます。一生懸命働いていた職場から少し離れ、休むことこそリフレッシュする良い機会であり、またクリスチャンと共に楽しみ、遊ぶこともとても貴重な信仰共同体の訓練となるでしょう。
 自分中心の個人主義が楽で良いとされる風潮の中で生きる私たちですが、信仰の仲間と一緒に招待家族聖書キャンプに参加し、楽しむことこそが真の有益な祝福であることを共に体験できることを期待します。
 さまざまな理由で参加が難しい方々がいらっしゃるかもしれませんが、信仰的に有益な出逢いの機会を逃さないでほしいと思っています。1泊2日の間、1年に勝るとも劣らない分かち合いを持ち、一つの教会、一つの家族としての恵みが再確認できればと思います。この教会で長く集われている信徒の方は、このキャンプを新しい家族に仕える機会として用いてくだされば、とても素晴らしい祝福になると信じます。

趙 南洙師