復活の希望に生きるクリスチャンの人生は、イエス様の再臨の時、自分たちも完全な形として復活すると信じています。とはいえ、現時点での生活をいい加減に生きてよいと思うのは大間違いです。
 現代医学の父とも呼ばれるヒポクラテスは、免疫力のことを「最高の医師であり、健康の見張り番」だと言いました。人を造られた神様は、60兆の細胞で構成されている私たちの体に、約2兆を超える免疫細胞を造りました。この免疫細胞を通して、私たちの体を攻撃するすべての抗原を防ぎ、除去するようにされました。ですから、免疫力は神から与えられた体の安全装置なのです。専門家によると、私たちの体温を1度上げることで、あらゆるウイルスや疾病に対抗する免疫力が驚くほど強化されるといいます。ですから免疫力を上げる食べ物を摂取することも大切ですが、それより大切なのは生活習慣を良質なものへ変えることです。
 ①睡眠は長く寝るより、深く寝ることが大切だと言います。十分寝たとしても、睡眠の質が落ちると疲れが取れず、昼間に無気力を感じることもあるでしょう。決まった時間に寝ること、寝る前には熟眠を妨げることをしないのが大切です。②週3日以上、軽い運動をすると良いでしょう。徒歩、自転車、水泳などの有酸素運動を汗ばむ程度するのが良いでしょう。③ストレスの解消法を持ちましょう。あらゆる疾病の原因はストレスだと言います。万が一、ストレスの原因をなくせない場合は、自分なりの健全なストレス解消法を見つけた方が良いでしょう。④手をよく洗うことは、あらゆるウイルスから私たちの体を守る、基礎的な生活習慣です。⑤一日に推奨される水分摂取量である2Lの水を飲みましょう。⑥定期的な健康診断を通して、神様から与えられた体の管理が良くできることを願います。
 私たちの肉体と共に、霊的な免疫力を強化することも、クリスチャンの必修の生活習慣になるべきです。①毎日、神のみことばに耳を傾けることは大切です。聖書の文字を読むより、自分に語ってくださる神のみことばとして聴く習慣を身につけるべきです。②祈りの生活は、神に願うと同時に神の活力をいただける時間です。人を意識せず、神様だけを見上げて、一人で神に叫ぶ祈りをささげてみてください。③具体的に隣人に仕える、定期的な奉仕を実践しましょう。時間と余裕がない忙しさの中にいても、時間をささげて仕え、余裕がなくても費やして仕えることは、私たちの霊の免疫力を強化してくれるでしょう。④これらの全てを、揺るがない聖霊に導かれていくことを願います。

趙 南洙師



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 祈りつつ備えた「三つ撚り特別早天祈祷会」がいよいよ明朝から始まります。聖霊に導かれて、祈祷課題と祈りのパートナーはもう決められましたか。もしまだ決まっていないなら牧者に尋ねてみてください。すぐに助けてくださると思います。
 いつも主にささげる一般的な祈りと三つ撚り特別早天祈祷会が違うのは、大きく二つです。まず一つは、三つ撚りの祈りは個人の祈りではなく、「共同体の祈り」だということです。三人がひとつとなり、心を合わせて主の御名によって祈るからこそ、力強い聖霊の働きが体験できます。そして霊的戦いに勝利できるのです。もう一つは、自分のための祈りではなく、「とりなしの祈り」だということです。自分に向いていた目が、主の示された隣人へと目線が変えられるからです。聖霊のご臨在による新たな変化が、自分と祈りのパートナーのうちに起こることを体験できます。
 今回、祈りのパートナーが、共に御霊の体験をするためにはどうすれば良いでしょう。神が働かれる方法をいくつかお伝えします。信じて実践してみてください。
1.「10分間、互いの手を握り切に祈り」ましょう。
 心が備えられ、切に願う人の上に聖霊の油注ぎがあり、祈りの火が燃える時、共に祈っている祈りのパートナーにもその火が飛び火して、一緒に燃え上がるようになります。暗闇と悪霊と病は去り、主に立ち返り、悔い改める涙があふれ出ます。今まで体験できなかった神の平安と喜びと感謝があふれ、豊かな霊的体験ができるようになります。
2.「一日一度以上、互いに霊的交わり」を持ちましょう。
 毎日の早天祈祷の時間外にも分かち合いの時を持ちましょう。互いにとりなしの祈りをささげた時、聖霊様が自分にどのように働いてくださったか、祈りのパートナーが受けた主の御声と恵みが何であったかを互いに分かち合い、励まし、祝福してください。この霊的交わりが、三つ撚りの祈りを最後まで続けられるようにしてくれます。また、聖霊の火、祈りの火が消えることなく燃え続けるよう、主が私たちを熱い炉にしてくださいます。
3.「みことばが与えられる時、神のみことばとして受け取る」ようにしましょう。
 祈りの中で与えられるみことばを、聖霊による祝福のみことばとしていただきましょう。「一番偉大な祈り」である「主の祈り」を共に信じてささげる時、生き方が変えられ、自分の思いと観点が新たに変えられる体験ができます。心に響く一つのみことばを握りしめ、自分の人生に適用し、従ってみてください。祈りのパートナーと共に、神に栄光をささげる祈りの人として立てられるでしょう。

趙 南洙師



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