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アメリカのビジネス専門記者として活動しているアラン・デウッチマン(Alan Deutschman)は、17年前の2007年に「Change or Die(変革か、死か)」という、非常に挑戦的なタイトルの本を出版しました。今は「変革か、死か」という選択の岐路に立たされている時代だという内容です。
著者は、私たち全員が自らの行動を変える能力を持っているにも関わらず、残念ながら変わることはほとんどないと結論付けています。心臓病を患っている患者、刑事司法システムの中で繰り返し罪を犯し続ける犯罪者、従来のビジネス慣枠にとらわれた会社など、多くは意識を変えるだけで、不幸の結果を防ぐことができると言います。残念なことにほとんどの人は変化を恐れ、現実に甘んじようとする習性を強く持っているため、時間の経過と共に死に向かっていると言うのです。
皆さんがご存知の「コダック」という会社の没落が思い浮かびます。コダックの失敗の原因は「急激なインターフェース革新に対応できなかったため」と言われ、デジタル技術の進歩に対する誤った判断とデジタルインターフェースの導入に伴うユーザー体験や認識の変化について、前もって把握できなかったためだと言われています。
我が教会は何が変わらなければならないと思いますか?使徒パウロはコリント人への手紙第二5章12節において、「心ではなくうわべを誇る人たちに」という表現をしています。我が教会が新約聖書の回復を目指す「家の教会」を通して、リバイバルと成長を成し遂げたという過去の誇りに留まっているなら、我が教会は現象維持さえ難しくなり、博物館にある命を失った剥製のような教会になってしまうでしょう。
パウロを通して語る主の御声が続けて聞こえます。「私たちが正気でないとすれば、それは神のためであり(Ⅱコリント5:13)」「キリストの愛が私たちを捕らえているからです(Ⅱコリント5:14)」。そのとおりです。私が初めて川崎に来たのは、キリストの十字架(愛)に捕えられたからなのです。このスピリットの回復が必要ではないでしょうか。そうすれば、何を変えなければならないかが視野に入ってくるでしょう。
趙 南洙師
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今年も既に二月半ばとなりました。時が過ぎるのは本当にあっという間です。すべての牧場で、魂の救いを願うVIPのために祈ってきたことと思います。これから新たなVIPを探そうとしている牧場があれば、私の意見を分かち合いますので参考にしてください。
第一に、牧場に招待できる人を探してください。たまに遠方に住む両親や兄弟、友人を伝道の対象としてVIPにする方がいますが、牧場に来ていただくのが難しい方はやめましょう。実家に帰省した時に、彼らにイエス様を信じたいという気持ちがあるなら、近くの教会と先生を紹介してつながりを持ち、続けて祈ることで十分です。自分や牧場のVIPを探す時は、必ず毎週会うことができる方で、実際に牧場に招くことができる方にしましょう。そうすれば神様がその魂をみなさんの牧場へ送ってくださるでしょう。
第二に、助けを必要とする方をVIPにしてください。「あなたが伝道したいVIPは誰ですか?」と聞くと、「私はVIPがいません。」と答える方がいます。それはVIPに対する基準をよく知らないからではないでしょうか。多くの場合、VIPというよりはむしろ牧場を助けてくれそうな人を求める方が多いように思います。しかし、そのような利己的な思いでVIPに近づくと、むしろ相手が避けたり、負担に思われ拒否されたりします。ですから「牧場を助けてくれる方ではなく、牧場の助けを必要とする方」を探してほしいのです。助けを必要としている方はきっとたくさんいるはずです。そのVIPたちを見つけ、皆さんの牧場がその必要を満たすために祈り、仕えてください。そうすれば、神様によってVIPの閉ざされた心が開かれ、牧場へ招いた時、VIPが足を運ぶようにしてくださるでしょう。そしてVIPが牧場に来た時、メンバーが互いに仕え合う温かい交わりに触れ、自分のために心から祈る姿を見て、その心が少しずつ開かれていくでしょう。
第三に、聖霊が備えてくださる方を探してください。では、「聖霊が備えてくださる方」はどのように探せばいいのでしょうか。一緒に食事をしたり、カフェでお茶を飲んだりする時、または一緒に運動をして休憩する時などに、「私はイエス様を信じてこのように変わりました。今、人生がとても満ち足りて幸せです」と証しする時に、その言葉に耳を傾けて聞いてくれる人がいるなら、その人は「救いのために聖霊が備えてくださった方」だと思ってもよいでしょう。
何よりまず、救われるべき魂のために愛する心を与えてくださいと日々祈りつつ、備えられたVIPと出会わせてくださり、気づかせてくださる神様を体験してください。皆さんが、牧場の新たなVIPを探すことができるように祈ります。
趙 南洙師