本日から12月2週目までの1ヶ月間、来年度の教会での奉仕について、全信徒で共に計画を立てる期間とすることを提案します。その目的は、神様が私たちに与えてくださった賜物(タラント)を見つけ、いただいたタラントを怠け者のように地に隠すのではなく、明らかにする機会を設けるためです。と同時に、教会のために共に仕える喜びを体験する時になればと願っています。
 先月行われた教会総会において、来年度の教会奉仕を導く役員たちが選出されました。言うまでもないことですが、教会は選ばれた10人の役員だけが奉仕するところではありません。選ばれた役員と全信徒が共にひとつとなって奉仕する教会が健康的な信仰の共同体といえるでしょう。
まずは、教会が必要としている奉仕の内容を見つけてみてはいかがでしょうか。礼拝のために必要な奉仕があります。受付、会場案内、聖歌隊、賛美リード、奏楽、通訳、PA、とりなしの祈りなどがあります。教育のためには、CS教師、アワナクラブリーダー、道コース支援、勉強会(学習指導、食事奉仕)、GCA支援などがあります。管理のためには、健物メンテナンス、電気・消防点検、美化作業(礼拝堂、生花)、掃除などがあります。宣教のためには、宣教地ネットワーク、宣教献金管理、宣教記録、救済活動、ミッショントリップなどがあります。慶弔のためには、葬儀、結婚式、出産などがあります。信徒の交わりのためには、買い物、調理、皿洗い、厨房管理、高齢者訪問、春と秋の特別早天祈祷会での食事奉仕などがあります。事務のためには、パソコン作業、週報作成、翻訳、教会歴史記録、写真撮影、新来者記録、法人設立準備などがあります。会計のためには、帳簿記録、入出金計数、出費管理、会計監査などがあります。家の教会ミニストリーのためには魂の救いのための企画、あらゆるセミナーの準備、牧場支援などがあります。
 これ以外にも、さまざまな奉仕の機会があります。よく探して見ると関心のある奉仕が見つかるはずです。見つけたら、その奉仕内容について主のみこころを尋ねて祈りをささげてください。そして主のみこころであるなら、従う心をもって、担当の役員や教職者に声をかけ、仕えてくださればと思います。もし、よくわからないのであれば、普段から気になっている奉仕に仕えてみてください。また牧者に尋ねてくださればご案内いたします。
 時間に余裕がない方であったとしても、主日礼拝の前後の時間を割いて、礼拝堂の周りの掃除や点検、駐車スペース点検、花壇メンテナンス、子どもの世話などの奉仕に携わってくださることを願います。教会での奉仕は、キリストの体である共同体に仕える祝福の時であり、他の牧場メンバーとも豊かに交われる、喜びの時となるからです。

 趙 南洙師



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 今日は収穫感謝礼拝です。農業生活とあまり関わりがなく、産業都市で生活する私たちが収穫感謝礼拝を守ることに、いまだに慣れない方もいらっしゃると思います。我が教会が収穫感謝礼拝を守っているのは、次の二つの理由からです。
 まず第一に、神さまのみことばである聖書が祭りを行うようにと語っているからです。出エジプト23章を見ると、三大祭りである、過越の祭り、刈り入れの祭り、収穫祭を行うようにと神が命じています。過越の祭りは、イスラエルがエジプトから救われたことを記念して覚える祭りです。新約時代を生きる私たちも、子羊イエス・キリストの血潮により救われたことを覚え、記念することは、とても大切なことです。同時に、救いによって導かれた約束の地で、農作をして得た麦と小麦の収穫、その春の初穂をもって感謝することが刈り入れの祭りです。また、秋に得るぶどう、いちじく、オリーブの実を収穫し、蓄える時に感謝することが収穫祭です。もちろん、律法から自由になった私たちが旧約時代の祭りにこだわる必要はありません。しかし、律法を成就されたキリストのみこころに倣う、霊的な意味までも忘れてはいけないと思います。
 第二に、感謝こそ私たちの人生が存在する理由だからです。私たちは過ぎた一週間、「一生 感謝」というタイトルで三つ撚り特別早天祈祷会を行い、祈る時間を持ち、さまざまな角度から感謝に対する深い意味を黙想してきました。そして感謝する人生こそ、自分が存在している意味だと思わされました。罪人であった私が、主イエスにより救われ、さらには福音を伝える伝道者(牧師)として立てられ、今日まで守られ、導かれてきた人生こそ、どのような言葉でも言いあらわせない感謝だと思います。私という存在は、感謝を持って神に喜ばれる人生を生きるべきであると、ずっと思わされた一週間でした。
 神に感謝すべきことがあまりに多く、只々感謝です。皆さんの牧師として立てられたことも、コロナ禍により縮小していた私たちの人生が、再び力を得て回復してきていることも、このような時期に次世代のための学校を建て、仕えている夢のような現実も、これら全てが只々感謝です。各自の事情により教会から離れていく家族がいらっしゃり寂しさもありますが、また新たに生活する場所で、変わらず主に仕えていかれると思いますから感謝です。そして救われて加えられる新たな信徒もいらっしゃり、神に感謝せずにはいられません。

 趙 南洙師



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