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 先週のコラムで私が招待教会の主任牧師から退任する経緯を説明したのですが、招待教会に対する思いを上手く伝えられなかったと思います。主任牧師として書く最後のコラムは、“今後他教会で牧師をしていて、いつ招待教会を一番恋しく思うだろうか?”の質問に答える形で書きたいと思います。
①招待は本当に良く祈る教会だ。毎朝6時にある早天祈祷会にほぼ休まず参加する忠実なメンバーたちが多くいること、また、とりなし祈りの献身者が常に50人を超えることで、この教会に提出する祈り課題は誰かによって必ず祈られている確信が持てる。
②招待の草原守や役員たちは夜7時に始まった会議が夜11時半を過ぎても真剣に取り組む信じられないほど高い献身度を持っている。牧師より伝道熱心な信徒リーダーたちが多いのも確かなので、こんな教会にまた巡り会えるのはハードルが高い!
③私の忙しさやコロナで惜しまれた部分だが、招待教会の方々は牧場で鍛えられたおもてなし精神がとても素晴らしい。私たちの家族がこの二年間頂いた美味しいものは数えきれず食事に招いて下さった方々も多かった。全部断っていなかったら私は間違いなく5キロ以上太っていただろう。
④在籍300人ぐらいの教会員がいるにも関わらず教会員の結婚式では喜びを共にし、お葬式では悲しみを共にする家族的雰囲気がある。この規模の教会でも教会員の行事は他人事ではなく、‘私たちの行事’だと言う親密な認識がある。
⑤バランス良く全世代(0歳から90代まで)が揃っている教会、だから、家族全員が長年一緒に通う教会だと言うところが何より魅力的だ。この教会で生まれ育った信徒がやがて神学校へ行き教職になる献身の道を歩むのも教会内で信仰継承が起こり弟子が起こされていることを証している。
⑥いつでも御言葉を聞き恵まれる準備が出来ている信徒たちがいる。まだまだ未熟な、自分よりはるかに歳下の若い牧師が語るメッセージでも神の言葉として純粋な心で受け取り恵みを分かち合ってくれることには私も頭が下がることであった。
 この地上に完璧な教会はありませんが、少なくても招待教会は主が生きて働いておられると言うことを体験させられる教会であります。主がこれからも招待教会を大きく用いられることを信じています。そして、私は招待から学べることは全て今置かれている牧会現場で適用していければと思います。招待の皆さん、ありがとうございました。そして、また一人の主にある兄弟・御国の同労者として引き続きよろしくお願いします。

 チョ・ドリュー師

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 ハレルヤ(主を賛美せよ)という単語は教会ではよく耳にするものですが、実際どのような時に口に出すことがあるでしょうか? 聖書のみことばや、祈祷文、礼拝の中で歌われるメロディのある賛美のなかで、「ハレルヤ」という単語ができたときに口にしたり読んだりすることが多いと思います。実は聖書の中で、律法・歴史書・福音書や手紙(書簡)には出てこない単語なのです。出てくるのは詩篇104~150篇に24回、黙示録に4回だけなのです。これほどまでに聖書の中では使われている部分が限定的なのに教会でよく聞くのは、ドイツの作曲家であるヘンデルが作曲したメサイア第2部最終曲のハレルヤという作品が教会の中でよく用いられているからだと思われます。通称「ハレルヤコーラス」と呼ばれ、クリスマスの時によく演奏されていることから、クリスマスの賛美と認識している人も多いのではないでしょうか?実は元々ヘンデルの作曲したメサイヤは、受難週の演奏会のため(丁度、今頃の時期のため)に書いたものでした。
 受難週の中で主をほめたたえるというのは、普段の賛美と何が違うのでしょうか?本日の聖書の箇所の中ルカ19章で、弟子たちはイエスさまが首都エルサレムに凱旋されるときに喜びのあまりに大声で賛美します。私たちがお祝いしている復活祭(イースター)の日は、元々出エジプト記の中でおこった、エジプトでの苦しみや迫害の中で「主が選ばれた民を救い出された。」という過越の祭りの日でした。つまり、救われた喜びを確認するお祭りです。私たちはキリストの十字架と復活を知っているのですから、ますます賛美を豊かにしたいものです。
 キリスト者が困難の中でも主を賛美し希望に生きる姿は、世に大きな良い影響を及ぼします。人との交わりが疎遠になっているコロナ禍の時だからこそ、主が共におられる平安を分かち合いませんか?クリスチャンは環境や状況によって希望を失うのではなく、イエスというお方に期待をしているから希望を失わないのだな、と証したいものです。「(ハレルヤ)主を賛美せよ!」と口に出していきましょう。また人から促されなくても「主を賛美します!」と自発的に賛美できるようになることを願いつつ祈っています。

 吉村恵理也伝道師