2024年 年間標語 年間標語 「神体験の教会」(詩篇34篇8節)
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『NCC東京(品川キャンパス)を知ろう(2)』 牧師コーナー(22)
― 募金活動 ―
先週は、私がどのように4年半前に品川で教会を始めるようになったのかを分かち合いました。 そして、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。 霊的にも大きな戦いがありましたし、もう一つ大きな戦いを言えばお金に対する不安です。 私は開拓教会への思いを持ち2013年3月に招待での協力牧師の務めを一旦終え、引越しをしました。 その時妻は妊娠6ヶ月で、私も生活のために急いで通訳の仕事を見つけたのですが、引越しをしたあとの通帳の残高は日本円で12万ぐらいでした。 感謝なことに数ヶ月は都内で通訳の仕事をしていたので、ぎりぎりの生活からは脱出しましたが、教会開拓の先に進むにあたって、お金の問題は無視出来ないものでした。 ですから、フルタイムの仕事をしながら開拓教会を始めることは相当難しいことでありました。当時、私を指導していたリディーマーの関係者も私が教会の働きに専念できるために、アメリカや韓国で募金活動(Fundraising)をすることを勧めていました。 簡単に言えば、“ 今の通訳の仕事をやめ、生活資金と開拓教会の資金を他の人々の献金を通して集めなさい ”と言うことでした。 その時に通い始めた教会では、私が仕事を辞めて教会の働きを少し手伝うと月5万円の謝儀を出すことが出来ると言われました。 私は心の中で思いました、“月5万円の生活費で頑張りながら、今後教会開拓の資金を集めることなど出来るのか?! それでは家賃も払えないじゃないか! 教会開拓の前に飢え死になるのでは?!”と。 資金集めが上手く行く保障は全くなかったので、完全に開拓教会に打ち込むことには相当迷いがありました。 ですが、フルタイムの仕事を続けるなら(収入は安定的かも知れないが)きっと開拓教会などスタート出来ないと思ったのです。
そして長女が生まれる3週間前に仕事を辞めて、いちかばちかで開拓教会に全てを注げる決心をしました。 その時に私が続けて黙想していた箇所はマタイ6章でした。 マタイ6:33「まず神の国と神の義を求めなさい。 そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」 そして毎日神様にこう祈りました。 “主よ、あなたの御国のために私を捧げます。 そして主の御国に献身出来るように何を食べるか何を着るかを心配しないようにお導き下さい。” 月5万円の生活費で4ヵ月を持ち応え、またすぐさま少しずつ募金活動などを通して生活を立て直して行きました。 ですが、資金を集める道はとても険しく、人に“献金して下さい!”と言えない性格の私が、頭を下げ誰かに懇願するのは本当に謙遜にさせられる経験になったのです。 そして、募金活動を始めて1年で開拓教会を始める品川近辺に引越しをすることになりました。 開拓教会が1年目に必要としていた額は約1千2百万円と設定していましたが、主は全ての必要を満たして下さいました。今考えても本当に主の導きなしでは不可能なことが起こったと思っています。 このことを通して私に与えられたのは、神の国を追い求める者に主は「これらのものを全て加えられる」と言う信仰の確信でした。 資金集めにおいて、主の助けが無ければ品川での開拓は前進することはなかったと思います。 今考えて見ればこの教会開拓の準備を通して、主は生きて働いておられることを教えられました。
チョ・ドリュー師
先週は、私がどのように4年半前に品川で教会を始めるようになったのかを分かち合いました。 そして、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。 霊的にも大きな戦いがありましたし、もう一つ大きな戦いを言えばお金に対する不安です。 私は開拓教会への思いを持ち2013年3月に招待での協力牧師の務めを一旦終え、引越しをしました。 その時妻は妊娠6ヶ月で、私も生活のために急いで通訳の仕事を見つけたのですが、引越しをしたあとの通帳の残高は日本円で12万ぐらいでした。 感謝なことに数ヶ月は都内で通訳の仕事をしていたので、ぎりぎりの生活からは脱出しましたが、教会開拓の先に進むにあたって、お金の問題は無視出来ないものでした。 ですから、フルタイムの仕事をしながら開拓教会を始めることは相当難しいことでありました。当時、私を指導していたリディーマーの関係者も私が教会の働きに専念できるために、アメリカや韓国で募金活動(Fundraising)をすることを勧めていました。 簡単に言えば、“ 今の通訳の仕事をやめ、生活資金と開拓教会の資金を他の人々の献金を通して集めなさい ”と言うことでした。 その時に通い始めた教会では、私が仕事を辞めて教会の働きを少し手伝うと月5万円の謝儀を出すことが出来ると言われました。 私は心の中で思いました、“月5万円の生活費で頑張りながら、今後教会開拓の資金を集めることなど出来るのか?! それでは家賃も払えないじゃないか! 教会開拓の前に飢え死になるのでは?!”と。 資金集めが上手く行く保障は全くなかったので、完全に開拓教会に打ち込むことには相当迷いがありました。 ですが、フルタイムの仕事を続けるなら(収入は安定的かも知れないが)きっと開拓教会などスタート出来ないと思ったのです。
そして長女が生まれる3週間前に仕事を辞めて、いちかばちかで開拓教会に全てを注げる決心をしました。 その時に私が続けて黙想していた箇所はマタイ6章でした。 マタイ6:33「まず神の国と神の義を求めなさい。 そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」 そして毎日神様にこう祈りました。 “主よ、あなたの御国のために私を捧げます。 そして主の御国に献身出来るように何を食べるか何を着るかを心配しないようにお導き下さい。” 月5万円の生活費で4ヵ月を持ち応え、またすぐさま少しずつ募金活動などを通して生活を立て直して行きました。 ですが、資金を集める道はとても険しく、人に“献金して下さい!”と言えない性格の私が、頭を下げ誰かに懇願するのは本当に謙遜にさせられる経験になったのです。 そして、募金活動を始めて1年で開拓教会を始める品川近辺に引越しをすることになりました。 開拓教会が1年目に必要としていた額は約1千2百万円と設定していましたが、主は全ての必要を満たして下さいました。今考えても本当に主の導きなしでは不可能なことが起こったと思っています。 このことを通して私に与えられたのは、神の国を追い求める者に主は「これらのものを全て加えられる」と言う信仰の確信でした。 資金集めにおいて、主の助けが無ければ品川での開拓は前進することはなかったと思います。 今考えて見ればこの教会開拓の準備を通して、主は生きて働いておられることを教えられました。
チョ・ドリュー師