2024年 年間標語 年間標語 「神体験の教会」(詩篇34篇8節)
『牧場はクリスチャンのライフスタイル 』牧師コーナー(69)
私たちの教会で行う牧場は、人々を家に招いて開く小グループです。大まかな流れはこのような感じです:①食事を共にし、②賛美し、③教会の報告を分かち合い、④説教を要約し短く語り合い、⑤最後は人生を分かち合い祈り合う時間を持ちます。ある人々にとって、これは週に2-3時間行われる教会の一つのプログラムに過ぎないでしょう。教会が“やるべきだ”と勧めているから何となくやっていると思う人も少なくないと思います。でも、想像して見てください。私たちの教会に家の教会・牧場が存在しなかったとしましょう。皆さんはどんなことをして信徒同士信頼関係を築いていきますか?日曜日の礼拝や数年に一回参加する勉強会程度で人間関係を深めることが出来るでしょうか?それは難しいことです。
改めて考えてみましょう。家の教会とか牧場を離れて考えても、私がクリスチャンである限り、私はどこへ行っても人々を家に招き食事を共にし、人生を分かち合うと思います。クリスチャン同士で集まるなら賛美をすることもあれば、また必ず一緒に祈る時間を持つと思います。それがクリスチャンのライフスタイルだからです。そして、これが新約聖書の示す初代教会の姿でもありました。私たちは時にはピクニックに行ったり、BBQに行ったり、交流を楽しむために色々なことをします。牧場はその延長戦だと言えます。牧場を信徒の義務だと考えると牧場は重荷になることがあります。でも、牧場はイエスキリストの愛を人々に示すライフスタイルであると考えると、これは主が下さる特権でもあり、チャンスです。
私たちの教会で実践している牧場はそのようなことです。それをさらに聖書的根拠を持って弟子訓練と魂の救いを意識してやっています。皆さんの牧場に対するビジョンが足りないのであれば、なぜ私には他人に施す、時間を共にする心がないのか聞いてみて下さい。それはキリストにある信仰には、キリストのからだと一つにされた霊性があるからです。私たちには人生を分かち合える素晴らしい兄弟姉妹たちが与えられています。牧場の交わりを深め、弟子訓練と魂の救いに用いられる牧場を共に作っていきましょう。
チョ・ドリュー師