2024年 年間標語 年間標語 「神体験の教会」(詩篇34篇8節)
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『主を賛美せよ』牧師コーナー(96)
ハレルヤ(主を賛美せよ)という単語は教会ではよく耳にするものですが、実際どのような時に口に出すことがあるでしょうか? 聖書のみことばや、祈祷文、礼拝の中で歌われるメロディのある賛美のなかで、「ハレルヤ」という単語ができたときに口にしたり読んだりすることが多いと思います。実は聖書の中で、律法・歴史書・福音書や手紙(書簡)には出てこない単語なのです。出てくるのは詩篇104~150篇に24回、黙示録に4回だけなのです。これほどまでに聖書の中では使われている部分が限定的なのに教会でよく聞くのは、ドイツの作曲家であるヘンデルが作曲したメサイア第2部最終曲のハレルヤという作品が教会の中でよく用いられているからだと思われます。通称「ハレルヤコーラス」と呼ばれ、クリスマスの時によく演奏されていることから、クリスマスの賛美と認識している人も多いのではないでしょうか?実は元々ヘンデルの作曲したメサイヤは、受難週の演奏会のため(丁度、今頃の時期のため)に書いたものでした。
受難週の中で主をほめたたえるというのは、普段の賛美と何が違うのでしょうか?本日の聖書の箇所の中ルカ19章で、弟子たちはイエスさまが首都エルサレムに凱旋されるときに喜びのあまりに大声で賛美します。私たちがお祝いしている復活祭(イースター)の日は、元々出エジプト記の中でおこった、エジプトでの苦しみや迫害の中で「主が選ばれた民を救い出された。」という過越の祭りの日でした。つまり、救われた喜びを確認するお祭りです。私たちはキリストの十字架と復活を知っているのですから、ますます賛美を豊かにしたいものです。
キリスト者が困難の中でも主を賛美し希望に生きる姿は、世に大きな良い影響を及ぼします。人との交わりが疎遠になっているコロナ禍の時だからこそ、主が共におられる平安を分かち合いませんか?クリスチャンは環境や状況によって希望を失うのではなく、イエスというお方に期待をしているから希望を失わないのだな、と証したいものです。「(ハレルヤ)主を賛美せよ!」と口に出していきましょう。また人から促されなくても「主を賛美します!」と自発的に賛美できるようになることを願いつつ祈っています。
受難週の中で主をほめたたえるというのは、普段の賛美と何が違うのでしょうか?本日の聖書の箇所の中ルカ19章で、弟子たちはイエスさまが首都エルサレムに凱旋されるときに喜びのあまりに大声で賛美します。私たちがお祝いしている復活祭(イースター)の日は、元々出エジプト記の中でおこった、エジプトでの苦しみや迫害の中で「主が選ばれた民を救い出された。」という過越の祭りの日でした。つまり、救われた喜びを確認するお祭りです。私たちはキリストの十字架と復活を知っているのですから、ますます賛美を豊かにしたいものです。
キリスト者が困難の中でも主を賛美し希望に生きる姿は、世に大きな良い影響を及ぼします。人との交わりが疎遠になっているコロナ禍の時だからこそ、主が共におられる平安を分かち合いませんか?クリスチャンは環境や状況によって希望を失うのではなく、イエスというお方に期待をしているから希望を失わないのだな、と証したいものです。「(ハレルヤ)主を賛美せよ!」と口に出していきましょう。また人から促されなくても「主を賛美します!」と自発的に賛美できるようになることを願いつつ祈っています。
吉村恵理也伝道師