2024年 年間標語 年間標語 「神体験の教会」(詩篇34篇8節)
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『信頼される牧者のリーダーシップ』牧師コーナー(595)
リーダーは人々に助言をし、モチベーションを与えることで仕える人です。リーダーに一番必要なのは「信頼されること」です。牧師が信頼を失うと信徒は教会を離れ、牧者が信頼を失うと牧員は牧場を離れてしまいます。従って、信頼とはリーダーシップの核心的な性質なのです。このように重要な信頼はどう得られるでしょうか。Matthew J. Hallによるリーダーシップの講義を通して分かち合いたいと思います。
①真実を話しましょう。リーダーシップの中で「真実を話す」ことは言うまでもなく基本的な姿勢です。しかし、人は誰もが「偽りを話す」ことの誘惑に陥ります。人によって程度の差はありますが、言い訳をするために話す偽りは、信頼を損なうことになるのを忘れてはいけません。リーダーは、家、職場、教会など、場所を問わず真実を話す人であることを認識してもらう必要があります。
②「すみません」と言いましょう。リーダーは「すみません」という言葉を身近なものとする必要があります。何かの過ちに対して謝ることを苦手に思ったり、難しく思ったりしてはいけません。リーダーも一人の人なので、自分の弱さ故、知らないうちに誰かを失望させる可能性が十分にあります。共同体のためにならないような行動をとった時には、すぐに謝りましょう。自分を弁護し、正当化しようとする行動は控え、批判の声に対する怒りの感情も抑える必要があります。
③失敗の責任は負い、成功は分かち合いましょう。失敗に対する責任回避はリーダーの姿勢ではありません。過ちの責任を回避する行動は、この世のナルシズム(自己陶酔)であり、このような態度は私たちの共同体(教会、牧場)を汚す恐れがあります。正しい考え方を持ったリーダーであれば結果を問わず、行ったことに対する責任を負う必要があります。
④責任と独占欲の違いを学びましょう。微妙な差のようですが、かなり危険な差です。「私でなければいけない」という言葉は責任感の強い言葉であると同時に、独占欲に囚われた言葉でもあります。この二つを見分けることができないと、他の人から信頼を得ることができなくなります。無限の責任感を持ちつつ、制限のある独占に満足し、感謝を表すことができるように、自己訓練をする必要があります。
誰かから信頼を得ることは簡単なことではなりません。地位だけのリーダーや頑固なリーダーにならず、共同体から信頼されるリーダーにならなければなりません。その時こそ、私たちの共同体である牧場と教会を働かせることができ、魂の救いと弟子作りに大きな影響を及ぼすことができるのです。
①真実を話しましょう。リーダーシップの中で「真実を話す」ことは言うまでもなく基本的な姿勢です。しかし、人は誰もが「偽りを話す」ことの誘惑に陥ります。人によって程度の差はありますが、言い訳をするために話す偽りは、信頼を損なうことになるのを忘れてはいけません。リーダーは、家、職場、教会など、場所を問わず真実を話す人であることを認識してもらう必要があります。
②「すみません」と言いましょう。リーダーは「すみません」という言葉を身近なものとする必要があります。何かの過ちに対して謝ることを苦手に思ったり、難しく思ったりしてはいけません。リーダーも一人の人なので、自分の弱さ故、知らないうちに誰かを失望させる可能性が十分にあります。共同体のためにならないような行動をとった時には、すぐに謝りましょう。自分を弁護し、正当化しようとする行動は控え、批判の声に対する怒りの感情も抑える必要があります。
③失敗の責任は負い、成功は分かち合いましょう。失敗に対する責任回避はリーダーの姿勢ではありません。過ちの責任を回避する行動は、この世のナルシズム(自己陶酔)であり、このような態度は私たちの共同体(教会、牧場)を汚す恐れがあります。正しい考え方を持ったリーダーであれば結果を問わず、行ったことに対する責任を負う必要があります。
④責任と独占欲の違いを学びましょう。微妙な差のようですが、かなり危険な差です。「私でなければいけない」という言葉は責任感の強い言葉であると同時に、独占欲に囚われた言葉でもあります。この二つを見分けることができないと、他の人から信頼を得ることができなくなります。無限の責任感を持ちつつ、制限のある独占に満足し、感謝を表すことができるように、自己訓練をする必要があります。
誰かから信頼を得ることは簡単なことではなりません。地位だけのリーダーや頑固なリーダーにならず、共同体から信頼されるリーダーにならなければなりません。その時こそ、私たちの共同体である牧場と教会を働かせることができ、魂の救いと弟子作りに大きな影響を及ぼすことができるのです。
趙 南洙師