川崎 教会 とりなしの祈り 家の教会

2025年 年間標語 年間標語「強く、雄々しくあれ」(ヨシュア1章1~9節)


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『戦争のない世界を望みます』牧師コーナー(600)

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 8月15日は終戦記念日、または敗戦記念日として、過ぎ去った戦争に対する反省と共に辛い過去を忘れないように覚える日です。侵略をはじめ、いかなる理由があるとしても、戦争は私たち全ての命を脅かし、苦しめます。
 アメリカの女性小説家で、社会運動家であるスーザン・ソンタグは、著書「他者の苦痛へのまなざし」の中で、「写真」がある戦争とない戦争の間には渡ることができない大きな隔たりがあると述べます。著者は、アメリカ同時多発テロで世界貿易センターを破壊されたアメリカが主体となり行ったイラク戦争と、それ以降の政治情勢に対して悩みながら、「私たちは戦争を行うことによって、どのように他者の苦痛を生み、消費してきたのか。」と述べ、このように恐ろしいものを見たいという欲求「軽蔑すべき衝動」に対して強く批判すると共に、私たちがこれから解決しなければならない最優先の課題だと主張します。
 著者は戦争を、「写真に残す政治的パフォーマンス」だと強く批判します。戦争を行う人々は自分たちを合理化するために、非常に悲惨な戦場の写真を撮り、人々にそれらを見せ、煽動します。そのため、多くの人々は、戦争を始めた自分たちの判断が正しいと正当化するのです。
 何も知らない多くの市民は煽動されますが、しかし、扇動されずに理性的かつ正義のために立ち続ける一部の人々がいます。「なぜ、他国の人々を殺し、倒さなければならないのか。」「このような戦争は正しいと言えるのか。」など、多くの理性的問いに対して、私たちの意識は良心的に悩むようになります。
 戦争とは、お互いが信頼できず、弱肉強食のように弱い者の人生を奪うために行うことです。これに報復して自分の権利を取り戻そうとする行為をテロと言います。私は戦争を直接経験した世代ではありませんが、戦争の影響を受けた世代です。戦争のため、多くの人々は苦しめられ、貧しい生活をしなければなりませんでした。
 自分と気が合わないからという理由で他者を殺すのなら、おそらく私たちは毎日お互いを殺す戦争の中で生きなければなりません。そして、殺し合う戦争から生き残るために、暴力的に自己鍛錬に没頭するようになるでしょう。しかし、世界は強者だけが支配するのではありません。むしろ、力のなさそうな小さな存在が、秩序という創造の原則に基づき、世界を動かしていると言っても過言ではありません。残念なことは、このような当たり前のことを無視して生きる人が多いということです。そのため、もどかしく、悔しい思いをする時もあるでしょう。
 戦争という暴力に屈服するしかない自分の弱さに挫折しながら生きるより、「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」(マタイ5:9)という、主イエス・キリストのみことばを宣べ伝える勇気を持ち、戦争のない世界を生きることを望みます。

 趙 南洙師

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