メッセージ :「守る人、捨てる人」 / 聖書:使徒の働き 7:54~8:4
54 人々はこれを聞いて、はらわたが煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりしていた。
55 しかし、聖霊に満たされ、じっと天を見つめていたステパノは、神の栄光と神の右に立っておられるイエスを見て、
56 「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます」と言った。
57 人々は大声で叫びながら、耳をおおい、一斉にステパノに向かって殺到した。
58 そして彼を町の外に追い出して、石を投げつけた。証人たちは、自分たちの上着をサウロという青年の足もとに置いた。
59 こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで言った。「主イエスよ、私の霊をお受けください。」
60 そして、ひざまずいて大声で叫んだ。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、彼は眠りについた。
8:1 サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外はみな、ユダヤとサマリアの諸地方に散らされた。
2 敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のためにたいへん悲しんだ。
3 サウロは家から家に押し入って、教会を荒らし、男も女も引きずり出して、牢に入れた。
4 散らされた人たちは、みことばの福音を伝えながら巡り歩いた。