2024年 年間標語 年間標語 「神体験の教会」(詩篇34篇8節)
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「怠慢と戦う季節に求められること」 牧師コーナー(337)
世界最高の詩人として知られているイタリア人ダンテの作品「神曲」は地獄と天国を紹介する内容になっています。地獄は希望が持てないところと紹介されていますが、犯した罪によって入れられる場所が違う地獄の部屋が説明されています。
神曲の影響によって昔から西洋では「死に至る7つの罪(7つの大罪)」が問われていました。それは「高慢、妬み、怒り、嫉妬、貪欲、暴食、怠慢」と言われています。
ところが、7つの罪の中でも「怠慢」が死に至る罪と言われることには若干の疑問が残ります。怠慢は怠け程度と思われます。もちろん怠けが良いものではありませんが、それでも死に至る罪とは思われないからです。
ところが、「怠慢」と翻訳されたラテン語“Acedia”をより正確に翻訳すると、「霊的無関心」と翻訳したほうがふさわしいと思います。霊的問題に対して「どうあろうと関係ない」と考えることが死に至る「怠慢」という罪と言われています。
一年中で最も蒸し暑い季節になりました。ひとつ間違えると怠けやすい休暇の季節です。霊的敏感さを鈍化させてしまう誘惑の季節でもあります。
つまり、すべての物事を信仰の目で見て、理解しようとする霊的意識から離れやすい季節になったという意味です。
ですから、蒸し暑さが続くこの季節には、暑さを忘れさせる台風が必要なのかも知れません。発生する前には全く対策がとれない台風は、人為的に作られるものではありません。
台風による被害の経験がある人々は台風がもたらしてくれる有益を覚えないまま過ごしているようです。台風が多い沖縄のある牧師から「時々台風が来ないと海はもちろん、汚れている大気まできれいに掃除するのは難しいでしょう」と言われました。
そうです。蒸し暑い季節を過ごしている私たちにも霊的台風が必要ではありませんか。今週、川崎で開催される世界宣教大会は霊的台風を起こす神のみわざを体験する時であると信じます。個人、教会、そして日本社会を聖化させる神のみわざがこの街から起こされることを期待しつつ参加したいと願います。
神曲の影響によって昔から西洋では「死に至る7つの罪(7つの大罪)」が問われていました。それは「高慢、妬み、怒り、嫉妬、貪欲、暴食、怠慢」と言われています。
ところが、7つの罪の中でも「怠慢」が死に至る罪と言われることには若干の疑問が残ります。怠慢は怠け程度と思われます。もちろん怠けが良いものではありませんが、それでも死に至る罪とは思われないからです。
ところが、「怠慢」と翻訳されたラテン語“Acedia”をより正確に翻訳すると、「霊的無関心」と翻訳したほうがふさわしいと思います。霊的問題に対して「どうあろうと関係ない」と考えることが死に至る「怠慢」という罪と言われています。
一年中で最も蒸し暑い季節になりました。ひとつ間違えると怠けやすい休暇の季節です。霊的敏感さを鈍化させてしまう誘惑の季節でもあります。
つまり、すべての物事を信仰の目で見て、理解しようとする霊的意識から離れやすい季節になったという意味です。
ですから、蒸し暑さが続くこの季節には、暑さを忘れさせる台風が必要なのかも知れません。発生する前には全く対策がとれない台風は、人為的に作られるものではありません。
台風による被害の経験がある人々は台風がもたらしてくれる有益を覚えないまま過ごしているようです。台風が多い沖縄のある牧師から「時々台風が来ないと海はもちろん、汚れている大気まできれいに掃除するのは難しいでしょう」と言われました。
そうです。蒸し暑い季節を過ごしている私たちにも霊的台風が必要ではありませんか。今週、川崎で開催される世界宣教大会は霊的台風を起こす神のみわざを体験する時であると信じます。個人、教会、そして日本社会を聖化させる神のみわざがこの街から起こされることを期待しつつ参加したいと願います。