我が教会は、新約聖書が教えている教会の真の姿である家の教会を再現しようと努力しています。家の教会の特徴は何よりも魂の救いを最優先とすることです。ですから、牧場に来られるVIPを尊重し、彼らに仕え、世話をし、信仰に導くのです。牧場にVIPがいることは、その牧場が魂の救いに集中していることの現れです。

しかし、教会には来ないで牧場に来てごはんだけ食べて行くVIPたちに仕えることは簡単なことではありません。彼らのために牧者は毎週家をオープンしなければならず、牧場に適応できるまで続けて仕えなければなりません。そのようなことに喜んで仕え、犠牲を払おうとする牧者たちがいるということは、どれほど嬉しく、感謝なことでしょうか。

罪深い自分を長い間待ってくださり、愛してくださった神様の愛と恵みを悟るときに人は、初めてこのように仕えることができるのです。自己中心でとるに足りない者を受けとめてくださった神様の愛がなければ、他の人を愛することも仕えることもできない私たちなのです。

この神様の愛をもつ人々がVIPを探し、出会い、牧場に招待します。そのVIPは牧場に来て、牧者と牧場のメンバーたちから仕えられます。そして、教会に来て、信仰告白の集いを通してイエスさまに出会うようになります。そのようにイエスさまを信じ、牧場生活をしながら牧者夫婦の仕える人生を見て、学びながら彼らも他のVIPたちを探し、仕える人々になっていきます。これが牧場を通して、仕える弟子たちが立てられる過程です。このようにひとりのVIPがイエスさまを信じ、人生が変えられ、仕える人として立てられていくことが、牧場で起こる霊的なリバイバルであり、弟子訓練の過程です。ひとりの人が変わる過程には祈りと愛と犠牲が伴う大変なものです。ひとりのVIPが牧場に来て、また牧場で仕えられ、教会に来て、イエスさまを信じ、また、牧場で仕える弟子として立てられるには、時間がかかります。短時間で導かれる特例もありますが、普通少なくとも3～4年以上を要します。

　しかし、ひとりの魂のために人生を投資できる人は幸せな人生と祝福された道を発見できた人です。また、神さまの御前に立つときに、報いを受ける意味のある信仰生活をした人でもあります。このような人生を生きようとする人々が我が教会にいるということを感謝します。このような人生に献身する牧者と牧場を通して、我が教会に真の霊的リバイバルが起こり、神さまが喜ばれる教会として立てられるでしょう。