今週の金曜日から信徒対象家の教会セミナーが開催されます。魂の救いこそ隣人を祝福する最善の仕えであるゆえに、私たちは家の教会を通して弟子の人生を生きるようにと願っています。だから家の教会の原則を改めて確認したいと思います。

　一つ目、家の教会はVIPに焦点を合わせています。家の教会を導入した教会が定着できない理由や、始めても疲れてしまう理由をよく見てみると、VIPではなく、他のことに集中しているからだとわかります。従って私たちもこの部分を捉えなくてはなりません。既に信じている方に焦点を合わせるより、私たちは未信者がイエス様を信じ、救われ、洗礼を受けるように努めるべきです。

　二つ目、家の教会（牧場）は休まないことが原則です。例外的な場合もありますが、牧場は教会なので可能ならば飛ばしたりせず、休まないべきです。従って、牧場メンバーが出かけてしまい、一家庭だけが残る場合にも、家庭礼拝を捧げたり、または久しぶりに増殖した昔の牧場を訪ねて行って参加したりして、牧場が生活の一部になるようにするべきです。

　三つ目、家の教会には心をこめて備えた愛餐があります。ごはんをいっしょに食べないのは家族ではなく、それ以上牧場ではありません。食事は負担を感じて備える必要はありませんが、互いに仕えるために愛と心のこもった食卓であるべきです。だから、時には外で買って食べたり、お弁当を買って来て食べることもありますが、それは例外であり、基本的には牧場メンバーを想って備える心を込めた食事にするべきです。

　四つ目、家の教会（牧場）は家で集うべきです。到底家で集えない状況には、カフェやレストランで集うこともありますが、教会に集うことは最後の選択です。お年を召した方の牧場が教会で集うことは理解しますが、他の方々は教会で集わないようにしてください。自分の生活を分かち合うために、家庭という場所の重要性を理解するべきです。

　家の教会の原則を守ろうとすることは、律法的な形式を守ることではなく、原則の中にある聖書的な精神（理念）を守ろうとすることです。