私は今までマタイの福音書6章33節をモットーとして生きてきました。「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」というみことばです。

38年前に牧師になってから、このみことばを握って生きてきました。だから生活の保障がない伝道者の人生の中で、多くの経済的な困難な時もありました。しかし、私はこのみことばの約束通り、すべて与えられる神の恵みを体験しながら生きてきたことが誇らしい証しでもあります。

もちろん、このみことばの通りに生きようと努力したということであって、実際にこの　みことばを完璧に成し遂げたという意味ではありません。それにもかかわらず、このような　小さい努力さえも神様が愛らしく見てくださったのでしょうか、私個人の生活に於いて、実際的な証しができるようになったのは、大きな祝福だと確信しています。 マタイ6章33節の約束は個人に対してだけではなく、教会にも適用できるということをも経験しました。私がソウルで教会を開拓したときに、周辺のどんな教会よりも魂の救いが成し遂げられ、大きな成長を経験できました。

そして、皆さんと共に経験していますが、この30年間の川崎での伝道、牧会もすべて与えてくださる神の恵みを味わって生きることができ、感謝しています。 いつでも神の国とその義をまず第一に考え、私はこの約束のみことばを握りました。まず収入の10分の1をはるかに超える額を什一献金として捧げ、教会が建築するときも最善を尽くし、1年にひと月分の生活費を若者のための指定献金として捧げてきました。

このようにするときに神様が祝福してくださり、財政的な圧迫感なしに二人の子どもを　アメリカ留学に送れるようにしてくださり、4回の教会建築をし、所属している日本同盟　基督教団と国外の宣教師たちのために仕えられたことは、大きな祝福でした。

私は経験したので、マタイ6章33節の約束通りに優先順位をしっかりと持って生きれば、神様が生活の責任を取ってくださると自信満々に言えます。どうか神のことばである聖書　通りにしてみてください。