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恥ずかしい告白ですが、1日を過ごす中でちょっとしたことで怒りを抑えられなくなり、大切な感謝の気持ちを忘れ、後から後悔してしまうことが時々あります。愛する人に対してさえ、まるで愛する方法を知らない人のように行動してしまう時もあります。その苛立つ一瞬の気持ちが我慢できず、心にもない怒りの言葉をぶつけてしまう自分の姿にがっかりしてしまうこともあります。少しでも、相手の状況を考え、理解することができれば何気なく過ごせるはずなのに、自分の立場だけを押し通そうとすることで、無駄な労力を使ってしまう場合もあります。
すでに身についた姿勢は、学んでもなかなか変わらないと言いますが、こういう時にこそ、自分の心を良く振り返ってみるのが一番のような気がします。どのような思いが自分を支配しているか、振り返ってみる必要があります。なぜなら心の余裕がないと、相手を理解し、受け入れる力も低くなってしまうからです。そのため、自分の心をコントロールできるように学ぶことが大切でしょう。
過去の傷となった出来事は早く忘れたり、「それぐらい、大丈夫!」と思って見過ごせるように、自分のための学びが必要ですが、ある方は、そのような出来事をわざわざ思い出し、繰り返し自分を苦しめる方もいます。私たちはこうした不完全な、関係の難しさを覚えながら生きる弱い存在です。
ですから、伝道者の書が語るように、すべてのことにおいて時を待ちながら生きる知恵が必要です。良い時は良くない時への備えをし、良くない時には良い時を待つ、一喜一憂しない平静の心を持って生きるのです。そのためには状況をどのように見るかが大切で、良くない状況は反面教師とし、良い状況の時は、それを模範として、自分をますます成長させる土台とする知恵が必要なのです。
せっかちな生き方をするより、時を待ちながら徐々に備えながら生きる余裕が必要です。予測しにくい世の中ですが、すべてのことはやがて過ぎ去ります。辛い時が過ぎ去れば、平安な時が来ると信じて、後悔しそうな瞬間をそのまま見過ごさず、直ちに努力をしてみましょう。また、慣れてしまって、何気なく接してしまった大切な人がいるなら、心を正して丁寧な会話をしてみてください。
愛するにも足りない時間を、人を憎みながら自分の人生を傷だらけにすることは、あまりにも破壊的な行動ではないでしょうか。無理に急ぐ必要はありませんが、気づいた時こそ、絡まった関係を解いてから新たな年を迎えてはいかがでしょうか。
あなたはどの時を過ごしてきて、またどのような時を迎えたいでしょうか。
趙 南洙師
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イエス様を信じる人が求める最高の幸福は何でしょう。イエス様の似姿に変えられることではないでしょうか。それは、私たちがイエス様の姿に変えられれば変えられるほど、幸せに生きられるからです。しかし、同じ教会で一緒に信仰生活をしながらも、ある信徒は大きな人生の変化を体験して、喜びのある信仰生活をします。その反面、ある信徒は人生が変えられる体験ができず、イエス様の似姿に変えられたいと願わない方がいます。
一体何がこの大きな差を生み出すのでしょうか。それは「仕える姿勢と従順」にあるでしょう。イエス様の歩みの一番の特徴は「仕える姿勢と従順」でした。信仰生活において一番大切なのは「神様を愛し、隣人を愛すること」、つまり、「愛の関係」だと教えられました。(マタイ22:34〜40)この愛の関係の中に神の国があります。愛の関係が良い人は幸せで天国に生き、良くない人は不幸で、地獄のような人生を歩むようになります。
そうだとすれば、私たちもイエス様のような従順を練習したいと思います。イエス様は「自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。」(ピリピ2:8)神様を愛する時、神の霊であられる聖霊様が私たちの心の中に、喜びを持って神のみこころに従いたいと願う思いと力を注いでくださいます。神様との関係が深くなって、御声をより良く聞くようになり、喜びを持って従えます。ですから日々黙想するみことばを通して、一つでも自分に与えられた神の御声に直ちに従ってみてください。聖霊によって築かれる、神様との縦の関係による喜びが体験できます。従順は祝福であり、特権であり、力であります。
そして自分に託された隣人の魂に仕えてみてください。イエス様は「人の子も、仕えられるためではなく仕えるために来たのです。」とおっしゃいました。(マルコ10:45)神様を愛すると、隣人にも仕え、親しい愛の関係を築くことができるようになります。今週はイエス様がお生まれになった日を記念するクリスマスの週です。聖霊様の感動に従って、隣人の魂に仕えてみてください。神様にとって一番尊い、ひとり子イエス・キリストをこの世に送ってくださったように、今まで祈り、仕えてきた皆さんのVIPに訪ね、暖かい心のギフトを渡してみてください。そのVIPが皆さんの牧場に出席するか、我が教会の信徒になるか前提で行わないで、まず神の暖かい愛を受け、感じることができるように、その愛を知っておられる皆さんから先に暖かい心を持って仕えてみてはいかがでしょうか。
隣人が立てられることを幸せと感じる皆さんが私の誇りです。
趙 南洙師