我が教会の牧場に初めて参加される方の中には、1週間の感謝を分かち合う姿に疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれません。繰り返される日々の生活の中で、特に感謝だと思ったこともないのに、なぜ毎週、感謝を分かち合うように促されるのか、無理矢理ひねり出すように分かち合うことは、果たして良いことなのかと疑問に思うかもしれません。
 もしこのように思っているのなら、「神の恵みによって、私は今の私になりました」(第一コリント15:10)と語る聖書の告白に基づいて、クリスチャンとして生きることをもう一度考え直し、感謝を通して実際に多くの益が与えられ、祝福の人生となることを願います。
 私たちは、腹を立てて不満を言うことやたいして重要ではないことのためには時間を使う反面、神に感謝するためにほんの数秒も時間を使っていないような気がします。
 脳を研究する学者たちによると、人が怒る時には脳内に怒りの根のようなものができて、さらに怒りやすくなり、激怒の脳内回路ができるそうです。そして、それがその人の品性となり、しまいには怒りっぽい人となるのだそうです。その反対も然りです。小さなことであっても感謝する時には、脳内に感謝の根のようなものができて、さらに感謝しやすくなり、感謝の脳内回路ができるようになります。そうなると、感謝する品性を持つ人となるそうです。
 毎週牧場へ行くたびに、「今日は何の感謝を分かち合おうか」と考えつつ、1週間に与えられた感謝を見つけ、また他の兄弟・姉妹の分かち合う感謝を聞いていたら、いつの間にか以前は感謝だと思ったこともない小さなことにも感謝できるようになり、いつも感謝する人に変えられたという話を聞いたことがあります。小さなことでも感謝を見つけ、それを告白しながら日々を送っていたら、生活(言葉と行動)から不平不満がなくなり、状況がどうであれ、心の奥底から満足できる生き方に変わったとのことでした。
 ですから、牧場の交わりは「出来事や情報」だけを単純に分かち合うのではなく、そのことを通して与えられた「感謝なこと」を必ず一つ以上分かち合ってください。感謝は状況に対する反応ではなく、自分で考え、選びとる意志の領域なのです。感謝を続けて訓練する時、私たちの人生は変えられ、幸福となるからです。

 趙 南洙師



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 先日、オーストラリアの緩和ケアの介護士で作家でもある、ブロニー・ウェア(Bronnie Ware)の本「死ぬ瞬間の五つの後悔」を紹介する文書を読みました。私は直接この本を購入して読むことができませんでしたが、紹介されていた内容がかなり詳細で、いろいろと考えさせられたので、引用しながら分かち合いたいと思います。
 著者は、緩和ケアの介護を長年つとめ、数多くの患者を看取った経験を基にして、彼らが一番後悔していたことを本としてまとめました。これに多くの読者は共感と気づきを得て、自分の人生を振り返るきっかけとなっているように思います。
 死の時が近づいた人々は、お金をもっと稼ぐことやもっと良い車が持てなかったこと、もっと素敵な家に暮らせなかったことなどを後悔していていなかったと言います。著者がまとめた、末期患者たちの五つの普遍的な後悔は次のことでした。
 後悔その1。自分に正直な人生を送れなかったということ。いつも他人の視線を気にして、期待に応えようと「偽善的な人生」を送り、自分に「正直な人生」を送ることができなかったことを後悔していたそうです。
 後悔その2。家族ともっと一緒に時間を過ごせなかったこと。特に男性は、お金を稼ぐために精一杯で、子どもたちと一緒に遊んだり、家族と良い思い出を作ったりできず、稼ぐために働きすぎたことを後悔していたそうです。
 後悔その3。自分の気持ちを素直に表現できずに生きてきたこと。他人との衝突を避けるために、自分の感情を抑え、ありのままの感情をさらけ出すことなく生きてきたことや、病むほどの怒りを押し殺して生きてきたことを後悔していたそうです。
 後悔その4。旧友との関係をおろそかにしてきたこと。死を目前にすると、旧友の大切さに気づき、彼らと会いたいと思うが、手元に誰一人として連絡先がなく挫折したそうです。
 後悔その5。もっと積極的な人生を送れなかったこと。失敗を恐れて安定した環境を追い求めたために、もっと冒険的で、変化のある人生が送れなかったことを後悔していたそうです。
 死の時が近づくと、誰もが多くのことを考え、後悔すると思います。しかし我が教会で牧場生活を忠実にしている人であるなら、死ぬ瞬間に決して後悔することなく、神の元に帰れると確信します。なぜなら、私たちは何より価値ある魂の救いと主の弟子として生きる訓練を受けているからです。究極的に、隣人を立てるための牧場の交わりは、感謝ある人生を作り上げてくれるからです。

 趙 南洙師



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