2024年 年間標語 年間標語 「神体験の教会」(詩篇34篇8節)
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『出逢いを通した神の摂理』 牧師コーナー(721)
使徒の働き18章1〜8節をみると、アテネを離れ、西に約100キロ離れたコリントに行った使徒パウロは、そこでアキラとプリスキラ夫妻に出逢います。ローマにて天幕製造業に従事していたアキラは、皇帝クラウディウス1世によるユダヤ人追放令により、妻のプリスキラとともにローマを離れ、コリントにやってきたのです。ここで彼らはパウロと出逢い、一生の信仰の同労者となりました。ですが、この出逢いを予期した人は誰もいませんでした。アキラ夫妻は、あれほど広く、多くの都市があるローマ帝国の中で、どうしてコリントに移住したのでしょうか。これこそ誰も想像できない、神の驚くべき摂理による導きだと言えるでしょう。
古代ギリシャ都市国家のスポーツ競技の中で、もっとも有名だった祭りは、海の神であるポセイドンを祀るオリンピア祭典でした。ご存知のように、オリンピア祭典は現在のオリンピックとして発展し続けています。ですから当時のコリントは、祭典が開催されるたびに、競技に参加する選手や多くの観客によって非常に混雑しました。しかし当時は、宿泊施設が非常に不足していたため、選手や観客たちは仮の宿泊先として天幕を使用するしかありませんでした。西暦51年、コリントにて祭典が開催されましたが、歴史書の記録によれば、クラウディウス皇帝がユダヤ人にローマから出て行くようにと命じたのは西暦49年末から50年初めであったようです。この時、ローマから追放されたアキラ夫妻が、多くのローマ帝国都市の中からなぜコリントを選んだのか、おそらく大規模な祭りによる天幕の需要を見込んだからではないかと思われます。アキラ夫妻は西暦50年頃にコリントに来たと思われます。それからほどなくパウロもコリントに到着し、同じ職業を持つ者同士が偶然のように出逢ったと推測できます。これは本当に驚くべき出来事で、決して偶然とは言えません。多くの歴史的な出来事が起こったのは決して偶然ではなく、この世を統治なさる神の驚くべき摂理なのです。
さらに驚くべきことは、これらの出来事はパウロとアキラ夫妻だけではなく、今の私たちにも起こっているという事実です。神はこの世界と私たちの人生の中に起こるあらゆる出来事を通して、主の善きみわざを成就なさっているのです。このことに私たちは驚かざるを得ません。現在を生きる私たちの人生にも、素晴らしいタイミングで驚くべきみわざを行われる神の摂理により、このような美しい出逢いの祝福が与えられるように祈るべきではないでしょうか。
古代ギリシャ都市国家のスポーツ競技の中で、もっとも有名だった祭りは、海の神であるポセイドンを祀るオリンピア祭典でした。ご存知のように、オリンピア祭典は現在のオリンピックとして発展し続けています。ですから当時のコリントは、祭典が開催されるたびに、競技に参加する選手や多くの観客によって非常に混雑しました。しかし当時は、宿泊施設が非常に不足していたため、選手や観客たちは仮の宿泊先として天幕を使用するしかありませんでした。西暦51年、コリントにて祭典が開催されましたが、歴史書の記録によれば、クラウディウス皇帝がユダヤ人にローマから出て行くようにと命じたのは西暦49年末から50年初めであったようです。この時、ローマから追放されたアキラ夫妻が、多くのローマ帝国都市の中からなぜコリントを選んだのか、おそらく大規模な祭りによる天幕の需要を見込んだからではないかと思われます。アキラ夫妻は西暦50年頃にコリントに来たと思われます。それからほどなくパウロもコリントに到着し、同じ職業を持つ者同士が偶然のように出逢ったと推測できます。これは本当に驚くべき出来事で、決して偶然とは言えません。多くの歴史的な出来事が起こったのは決して偶然ではなく、この世を統治なさる神の驚くべき摂理なのです。
さらに驚くべきことは、これらの出来事はパウロとアキラ夫妻だけではなく、今の私たちにも起こっているという事実です。神はこの世界と私たちの人生の中に起こるあらゆる出来事を通して、主の善きみわざを成就なさっているのです。このことに私たちは驚かざるを得ません。現在を生きる私たちの人生にも、素晴らしいタイミングで驚くべきみわざを行われる神の摂理により、このような美しい出逢いの祝福が与えられるように祈るべきではないでしょうか。
趙 南洙師