川崎 教会 とりなしの祈り 家の教会

2025年 年間標語 年間標語「強く、雄々しくあれ」(ヨシュア1章1~9節)


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『一人の魂に対する情熱』牧師コーナー(597)

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 先週のことです。ある講義で、インド系アメリカ人の天体物理学者であるスブラマニアン・チャンドラセカール(Subrahmanyan Chandrasekhar、1910~1995)の話を聞きました。チャンドラセカールはイギリスのケンブリッジ大学に留学するために1930年、インドからイギリスに向かう船に乗っていた18日間の航海期間中、空の星がどのように生涯を終えるかについて計算することに成功しました。驚くことに、その当時、彼の年齢は弱冠二十歳でした。その計算が今は「チャンドラセカール限界(Chandrasekhar Limit)」と呼ばれ、星の質量と消滅との関係に関する重要な理論とされていますが、残念ながら発表当時にはほぼ認められなかったと言われています。
 そればかりではなく、当時天文学の巨匠であったアーサー・エディントン(Arthur Eddington)により、激しく批判され、まだ若かった20代前半の彼は、その衝撃のあまり、進路を変えようかと真剣に悩むほど苦しんだそうです。しかし、チャンドラセカールが諦めず続けて研究を重ねたすえに、ようやく彼の理論は世界の科学界の支持を受けるようになりました。
 その後、チャンドラセカールはシカゴ大学(University of Chicago)のヤーキス(Yerkes)天文台の教授として赴任し、大学院の物理学科の講義を頼まれました。しかし、そのクラスの受講申請をしたのはたった二人の博士課程の学生だったため、大学側から講義を取りやめることを勧められました。しかし、チャンドラセカールはその二人のために、ヤーキス天文台があったウィスコンシン州からシカゴまで、片道161kmの長距離を自ら運転をして通いながら学生を指導しました。
 1957年のある日、中国出身アメリカ人としては初めて、李政道(り・せいどう)と楊振寧(よう・しんねい)がノーベル物理学賞を受賞します。この二人が、チャンドラセカール教授が100マイル離れた距離を通いながら指導した学生だったのです。チャンドラセカールのような偉大な科学者が、たった二人の学生を教えるために長距離運転をして往来していたことは、周りの多くの人には無駄に見えていたかもしれません。しかしその彼の情熱がノーベル賞受賞者たちを育て上げたのです。
 私はこの話から大きなチャレンジと慰めを受けました。私達がたった一人のVIPのために時間と労力の犠牲を払って仕えることは、ある人々の目には無駄に見えるかもしれません。ですがVIPの魂にとって、永遠の命を得るための一番価値のある奉仕になります。同時に、私たちにとっては、ノーベル賞とは比べものにならない、神の国の賞を受賞する働きになります。

 趙 南洙師

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