「機会」とは、頻繁にあることではなく特別な意味を持つ時です。すでに全信徒が覚えておられると思いますが、わが教会に恵みの機会が与えられています。5月3日㈰から5日㈫まで第27回招待家族聖書キャンプが足柄ふれあいの村にて開催されます。年に一度開催される恵みの機会はわが教会が創立した時から大切に守られてきた年間行事です。

招待家族聖書キャンプが毎年開催されるには特別な意味があります。わが教会は韓国の姉妹たちによって開拓されましたが、現在は日本人信徒を中心にして、中国人信徒も一緒に教会に仕えております。主日には一部二部に分かれて礼拝を捧げているので、全信徒による交わりが不十分です。しかし、3日間共に宿泊する聖書キャンプこそ、わが教会が一つになる大変貴重な恵みの機会になっています。

恵みの機会はいつでもあるわけではありません。聖書にも恵みの時は特別で「確かに、今は恵みの時、今は救いの日です」(Ⅱコリント6:2)と教えています。

今回のキャンプもまさにその特別な機会です。出世が保証されていた職場を辞めて、神の召しに献身し、多くの魂が救いに導かれた現場の証人であるイ・スクァン先生(ヒューストン・ソウル教会牧師)を講師として迎える今回の聖書キャンプでは、大きな恵みが間違いなく予想されます。

このような特別な機会を逃すことを大変悲しく思います。聖書キャンプを5月に開催するのは、わが教会が長い間の経験によって日程を選定してきたからです。8月のお盆休みと年末年始のお休みはご家族との時間を過ごし、5月の連休には教会の家族と一緒に過ごしながら主の恵みに集中したいという趣旨があります。

恵まれるためには集中する必要があります。一つのご提案をいたします。病院に入院する思いで聖書キャンプに参加しましょう。ドクターストップという言葉があります。医師の判断ですべての計画を一時止めて緊急に病院に入院させる命令です。ほとんどの人はドクターストップと言われるとすべての計画をとりやめて病院に入院して治療に集中します。

霊的病院の役割を担っている招待キリスト教会の主任牧師としてお願いします。すべての計画を後にして招待家族聖書キャンプに参加して、備えられた大きな主の恵みを一緒に受けられますように祈ります。