12月第二主日、1部礼拝後に開催される教会総会で、10名の役員の内5名の役員の改選投票があります。主任牧師を助け、教会運営のための奉仕者を選ぶこの投票は、非常に重要です。

　選ばれた役員たちは、毎月の役員会を通して教会運営を決定していきます。この役員会は人が集って人間の知恵を集めるものではなく、神の御心を共に探し求める集まりであることを知っておくべきでしょう。

　だから役員を選ぶ投票も、教会員の中での人気度を決める方法ではなく、神の御心を共に探し求める方法で奉仕者を選出しなければなりません。役員を選出するとき、この人が役員になることが神の御心と思うなら、その人の名前の横に○（丸）を書くようにしてください。

　神の御心を分別されるときに、参考にしてください。聖書によると、役員になる奉仕者は「謹厳で、二枚舌を使わず、大酒飲みでなく、不正な利をむさぼらず、きよい良心をもって信仰の奥義を保っている人」と教えています（Ⅰテモテ3：8-9）。

　選ばれる役員たちと共に教会を導いていかなければならない主任牧師として公開的に願うことがあります。それは、信仰のある方が選ばれるべきことはもちろんであり、重要なことは、教会が任される奉仕の働きをできる方が選ばれるように祈ります。

　そして、信仰と人望がある方でも、我が教会のために奉仕する方でないなら意味がありません。変わらずに忠実に我が教会のために祈り、献身し、仕えられる方を選ぶべきです。

　教会総会で選ばれた方々は、信徒を通して自分が選ばれたのが神の御心であると悟り、教会が任せる2年間の奉仕の任期期間、忠実にその責任を果たすべきでしょう。

　2017年から新しい30年を開いて行く我が教会の召しは非常に大きく、大切ですから、正しい働き人を選んでくださるようにと願います。