12月第2週の1、2部の礼拝の間に、役員選挙のための教会総会が開催されます。教会規則に基づいて、今年も10名の役員中、5名の役員が改選されることになります。教会運営の責任を担い、まとめていく役員を選出することは教会形成においてとても大切なことですから、ぜひ皆さんの祈りをお願いします。

テモテ人への手紙第一3章によると、教会が役員を立てるとき、どのような人を選ぶべきかを詳しく教えていますが、簡単にまとめてみると次のようになります。（1）すばらしい仕事を求める人、つまり教会の存在目的のために仕えようとする情熱のある人、（2）教会の内外から批判を受けることのない評判の良い人、（3）家庭生活において見本になる人、（4）信仰の経歴があっても謙遜な人、（5）酒飲みや暴力でなく金銭の欲がない人が役員としてふさわしいと言われています。

そして私たちの教会の規則第5章20条によると、役員候補資格がいくつ明示されています。（1）主日礼拝出席率85％の者、（2）十分の一献金を捧げる者、（3）受洗あるいは転入して　1年以上の者、（4）70歳未満の者、（5）妊産婦や学生ではない者、（6）戒規中にあるか、破産宣告していない者などが求められます。

このような教えによると役員選挙での優先事項は、聖書の教えにふさわしい人物であるかを確かめ、そして教会の規則にも妥当な人であるかを確かめた上で選出すべきであると思います。

したがって私たちの教会は、規則に基づいて候補者に該当する方の全体名簿を公表し、教会総会に出席された会員の投票で、聖書的な教えにふさわしい働き人を役員として選出しようとしています。

教会のかしらとなる主イエス様が私たちの心に主の教会を愛する心と献身の情熱を与え、聖書的な働き人が誰であるかを正しく見分け、選ぶことができるように祈りたいと思います。

選ばれた役員は来年1月中に役員就任式をし、2年間の奉仕の任期に臨むことになります。新しい役員は教職者を支え、教会の霊的指導と運営の責任を担います。ぜひ、全信徒が役員改選のために祈りつつ、教会総会に参加してください。