今日は、皆さんにぜひおすすめしたい映画、二つを紹介いたします。

一つ目は、「天国はほんとうにある」という映画です。アメリカの牧師トッドの3歳になる長男コルトンがある日高熱に見舞われます。緊急搬送され、二度に渡り手術が行われましたが、医師にもなすすべがないと言わるほどの状態で、生死をさまよいます。トッドは絶望のあまり、神様に「あなたは、私の息子を奪う気か！」と叫びます。

奇跡的に一命を取り留めた長男。この後、彼は両親に驚くべきことを話し出します。手術中に天国へ行き、神様、イエス様、天使、そして彼が生まれる前、昔に亡くなった曽祖父と、彼がその存在すら知らず流産された姉に会ったこと。牧師のトッドは、戸惑いながらも、息子の天国の描写が聖書とあまりにも一致していることに気づかされ、その天国の話を通して学び、やがて癒されていきます。全世界で900万部突破した原作、ノンフィクション・ストーリーの映画化です。

二つ目は、「神は死んだのか」という映画です。あるアメリカの大学で「私は無神論者だ」と声高に宣言するラディソン教授。この教授の講義を聞くためには、「神は死んだ」という宣言書を書き、教授と同じ考えであることを示さなくてはなりませんでした。単位を取るため、学生たちはみな何の疑問も抱かずに「神は死んだ」という書にサインをしていきます。

しかし、敬虔なクリスチャンであるジョシュ・ウィートンがたった一人「僕はクリスチャンです。書くことはできません。」と静かに声を上げます。教授は怒りをあらわにしてジョシュに言います。「この講義での神は私だ。逆らうなら、お前の将来をつぶしてやる。神の存在を全生徒の前で証明してみろ。」教授の説を覆す説を探し始めるジョシュは、神を信じる哲学者や科学者の説を引用して反論を試みていきます。

ところが、やがて彼自身の人生そのものをも揺るがしていきます。教授が言うように、神は死んだのか。それとも、神は生きているのか。その問いが、一人の人間としての自分に突き付けられたとき、彼が導き出す答えはどちらなのか。

どちらの映画も12月13日（土）の公開予定ですが、未信者の友人とも楽しめるだろうと思い積極的に推薦します。