数日前、教会の会計を担当する奉仕者から小さな封筒２枚が渡されました。「これはなんですか。」と尋ねたら、「先生。毎週の礼拝献金を捧げている二人の教会学校の子どもがいつもお家で準備した封筒に綺麗に名前を書いて献金を捧げています。」と、その献金封筒を見せてくれました。献金を管理する奉仕者たちも、牧師であるこの者も、心を込めて備え捧げている子ども達の姿勢を通して、礼拝の姿勢がどのようにあるべきかを教えられた感動の場面でした。

私も幼い時から、母親が神様に礼拝を捧げる時には必ず綺麗な服を着て、心を備え迎えるべきだと教えてくれました。そのような母親の信仰に倣い、今日まで歩んできたことを心から感謝しています。

毎週、霊とまことによる備えられた礼拝を捧げるためには、綺麗な服で心も体も整えて、また捧げる献金も前もって家から準備して礼拝に臨むなら神様も大変喜んでくださると思います。

礼拝の時間１０分前までには礼拝堂に入り、祈りと備えの賛美で、あるいは語られる説教の聖書箇所を先に探して読んでおいたりするのも礼拝に備える具体的な姿勢です。

神様に賛美を捧げる時は、顔を上げて大きい声で歌い、賛美の歌詞を吟味しつつ、心を込めて歌うことが大切です。そして会衆を代表して捧げる祈祷者の祈りに心合わせ、一言一言の祈りの言葉に「アーメン」とうなずく姿勢が神様を期待し、恵まれる礼拝を捧げる姿勢となります。

説教は、神のことばを預かる時間ですので、目を開けて傾聴しなければいけません。目は心の窓と言われていますので、目を閉じるのは心も閉じていることになります。心の畑にみことば（種）が蒔かれる時、聖霊が実を結ばせてくださると信じます。

礼拝のうちに、主の示しと感動が感じられるなら「そのように従います。」と心から決断してください。神の臨在を受け入れる時こそ、その礼拝は最高に聖別され、最高の祝福になるからです。