牧場には来るけど、主日礼拝には来ない方もおられれば、牧場には来ないけど、主日礼拝には来る方もおられます。さまざまな理由があると思いますが、人間関係や金銭関係、あるいはことばの誤解によるものではないかと思います。

たとえば、お金を貸してあげたのに返さなかったり、だまして物を売ったり、あるいは余計に他人の話をしたりすることです。このような話を聞くと心を痛めます。教会に来られないようにした張本人が牧者である場合には、彼らに対してひどく怒っているのを見ました。主の栄光を隠している、新来者につまずきになると怒っていました。

ところで、私は長い間、教会内でこのようなことがくり返されるのを経験しながら、客観的に状況を判断しなければならないと思うようになりました。それは多くの場合、非難されている人より非難する人自身に問題があるからです。

私を含めたすべての人々がそうですが、私たちは理性的でありながらも、時には非常識なことばや行動を取る弱い面があります。だから、双方の話を全て聞く必要があります。それは、親しい人のことばに耳と心が奪われやすいからです。

また、私たちの周りに非常識なことを求める人々が意外にいるからです。このような人々が信徒たちを非難し、指導者を非難する場合が多いのです。

だから、ある人を一方的に非難することばに簡単に同調することは正しくありません。　非難をする人々にも問題があるかもしれないと覚えておきましょう。非難を吐き出して気持ちが晴れるようなら、聞いてあげましょう。しかし、非難や不平を聞いてあげることで終えてください。確実に非難する根拠があると思うなら、必ず当事者に会って相手の話を聞くべきでしょう。どのような場合でも、正確な事実確認の前には、非難の事実を絶対に人に話さないようにするべきです。

牧者たちが人格的に完全でないことも知っています。欠点もあります。しかし、イエス様に似た者になろうと努力する人たちです。私は、牧者たちに対する非難を聞くときには、自分に向かう非難だと思って聞いて、祈ります。