2024年 年間標語 年間標語 「神体験の教会」(詩篇34篇8節)
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『NCC東京(品川キャンパス)を知ろう(3)』 牧師コーナー(23)
品川での教会開拓の始まりは、引越す前から開拓教会のメンバーを集めることで開始しました。 頭で思い描いていたものは一緒に信徒を牧会してくれる宣教師、賛美リーダーを担当してくれる信徒、また一緒に教会の基盤となって新しい人たちを霊的ケアする人たちが約5-6人いてくれると良いと思いました。 最初は品川地域に住む現在教会に通ってない信徒たちと開拓奉仕を手伝うと言う人たちが約10人いましたが、彼らと関係を結ぶのはとても難しいことでした。 教会のビジョンを分かち合う祈祷会や交わり会をやっても集まりが悪く、結局いつになっても開拓チーム全員が揃うミーティングは出来ませんでした。 2015年1月3週目あたりからマンションの会議室を借りて日曜の家庭礼拝をスタートしましたが、開拓チームに加わると約束してくれたメンバー10人のうち来てくれたのは2人だけでした。 後は開拓を応援に駆けつけてくれた他教会のメンバーたちが数名いただけでした。 そして、家庭集会を始めて2-3週目になると固定メンバーは2-3名と言うところで私も少しがっかりしながら過ごした時期だったと思います。
開拓教会をやっていてとても訓練されるのは、一人ひとりの信徒を本当に大事に思うと言うところです。 礼拝出席が私たち夫婦を含め5-6人の時には新しく来てくれる人はまさにVIPの中のVIPなのです。 新しい人が来たら礼拝後に数時間ティータイムを持ちながらどう教会に来たのか、福音は知っているのかなどを聞きながら、また新しい教会のビジョンを分かち合う時間を持ちました。 感謝なことに最初マンション内で行う家庭礼拝には毎週平均1人のペースで新しい人が訪問してくれました。 ほとんどの人たちは、知人から新しい教会が始まると聞いて来たか、自らネットで地域にある教会を探して来た人たちでした。 マンション内の施設はルール上宗教目的で使うことの制限があり、そろそろ管理室にも怪しまれる頃でしたので、2015年3月の半ばに品川駅近くの貸会議室を借りて礼拝をスタートしました。 大人の固定メンバーが7-8人ぐらいで毎週6万円以上する貸会議室を借りるのはとてもリスクのあることでした。 いずれ予算がなくなったら6ヶ月やってマンションに戻るとも考えていましたが、主は新しいメンバーたちをすぐに加えて下さり一年目が終わる頃には大人20名がレギュラーで礼拝に来てくれました。 そんな人たちの国籍もさまざまで、一年目だけでアメリカ、インド、スイス、オーストラリア、フィリピン、中国や韓国の人々が集まるようになりました。
しかし、NCC東京は品川近辺で働く人や在住者をターゲットに教会をやる目的がしっかりとあったので礼拝は日本語だけで行いました。ですが、時間が経つにつれ一時期英語圏の人たちが礼拝の50-60%になる時期がありました。 信徒の中には“なぜ礼拝を英語でやらないのだろう?”と言う声も上がりました。私は、“もともとこの教会は東京にいる日本の人たちを伝道するために始めましたから”と答えながら英語の同時通訳を付けたものの、日本人信徒が増えることを祈りました。 品川で礼拝が始まり4年半、今は子供を入れて平均90人ぐらい集まる教会となっていますが、礼拝の60%が日本人、30%が英語圏から来ている人たちで、残りの10%が韓国系や中国系の人たちがいます。 教会のビジョンが明確なのでNCC東京に通う外国人は、ほぼ全員日本人伝道に重荷を持つ人々です。 これからもこの信徒たちと一緒に一人ひとりを大切にする伝道と働きが出来ることを願っています。 続けてお祈りお願い致します。
チョ・ドリュー師
開拓教会をやっていてとても訓練されるのは、一人ひとりの信徒を本当に大事に思うと言うところです。 礼拝出席が私たち夫婦を含め5-6人の時には新しく来てくれる人はまさにVIPの中のVIPなのです。 新しい人が来たら礼拝後に数時間ティータイムを持ちながらどう教会に来たのか、福音は知っているのかなどを聞きながら、また新しい教会のビジョンを分かち合う時間を持ちました。 感謝なことに最初マンション内で行う家庭礼拝には毎週平均1人のペースで新しい人が訪問してくれました。 ほとんどの人たちは、知人から新しい教会が始まると聞いて来たか、自らネットで地域にある教会を探して来た人たちでした。 マンション内の施設はルール上宗教目的で使うことの制限があり、そろそろ管理室にも怪しまれる頃でしたので、2015年3月の半ばに品川駅近くの貸会議室を借りて礼拝をスタートしました。 大人の固定メンバーが7-8人ぐらいで毎週6万円以上する貸会議室を借りるのはとてもリスクのあることでした。 いずれ予算がなくなったら6ヶ月やってマンションに戻るとも考えていましたが、主は新しいメンバーたちをすぐに加えて下さり一年目が終わる頃には大人20名がレギュラーで礼拝に来てくれました。 そんな人たちの国籍もさまざまで、一年目だけでアメリカ、インド、スイス、オーストラリア、フィリピン、中国や韓国の人々が集まるようになりました。
しかし、NCC東京は品川近辺で働く人や在住者をターゲットに教会をやる目的がしっかりとあったので礼拝は日本語だけで行いました。ですが、時間が経つにつれ一時期英語圏の人たちが礼拝の50-60%になる時期がありました。 信徒の中には“なぜ礼拝を英語でやらないのだろう?”と言う声も上がりました。私は、“もともとこの教会は東京にいる日本の人たちを伝道するために始めましたから”と答えながら英語の同時通訳を付けたものの、日本人信徒が増えることを祈りました。 品川で礼拝が始まり4年半、今は子供を入れて平均90人ぐらい集まる教会となっていますが、礼拝の60%が日本人、30%が英語圏から来ている人たちで、残りの10%が韓国系や中国系の人たちがいます。 教会のビジョンが明確なのでNCC東京に通う外国人は、ほぼ全員日本人伝道に重荷を持つ人々です。 これからもこの信徒たちと一緒に一人ひとりを大切にする伝道と働きが出来ることを願っています。 続けてお祈りお願い致します。
チョ・ドリュー師